雑所得申告と扶養関連について
私は個人事業主です。コロナ禍の影響もあり子育てと業務の両立に困っていたところ、去年から別生計の妹(専業主婦)に業務の一部を委託してお願いすることも多くなりました。
契約は業務委託、妹は雑所得となると思います。
そこで妹から、妹の夫の会社の年末調整書類提出の際に配偶者の所得は0として例年通り提出してしまったとのことでした。
去年の支払額は92万円ほどあります。
おそらく妹は今年個人で確定申告が必要かと思いますが、そもそもこの金額で旦那さんの配偶者控除や扶養から外れてしまうのでしょうか…
事前にあまり調べずに103万円以下なら大丈夫など、これは雑所得の場合でも該当するのか確定申告直前で疑問になった次第です。
雑所得で扶養から外れず相手家族にも負担が少ないようにするにはどのような目安がありますか?
業務上、経費は文具類、納品時のガソリン代くらいでほとんど必要経費はかかりません。
妹家族に迷惑がかかる様でしたら今年の私の外注費申告はせず勉強になったと考え処理しようか考え中です。
私は外注費として計上できれば法改正後の寡婦控除が受けられるかどうかギリギリの所得になる状況です。
できれば今後も業務をお願いしたいです。
・妹の申告や課税について
・妹の旦那さんの年末調整に影響は?
・扶養から外れず今後もお願いできる年間取引金額の目安
初めての委託で税金関係が知識乏しくお恥ずかしい限りです。
その他何かアドバイスいただけると助かります。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

・妹の申告や課税について
家事労働者等の特例を適用して妹さんの所得は92万-55万=37万となり基礎控除48万以下なので確定申告不要です。
・妹の旦那さんの年末調整に影響は?
同じく48万以下なので配偶者控除の適用があり修正不要です。
・扶養から外れず今後もお願いできる年間取引金額の目安
収入130万以上だと厚生保険の第3号被扶養者の対象外となります。また103万以上だと確定申告義務があります。
経費の特例、初めて知りました。また年末調整の修正も不要との事で安心しました。
大変わかりやすく要点をまとめてくださりありがとうございました。
本投稿は、2021年01月28日 01時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。