確定申告における複数副業の利益計算
本業での給与所得があって複数の副業がある場合、副業収入(雑所得)として確定申告が必要となる20万円/年の利益の計算(必要経費を差し引く計算)は、副業ごとに行われるものですか?
それとも、雑所得という枠内で複数の副業の利益損失を相殺できますか?
例えば、副業Aで21万円の利益が出て、副業Bで2万円の損失が出た場合、雑所得全体としての利益は20万円を超えないわけですが、この場合確定申告は必要ですか?
税理士の回答

中島吉央
給与所得者(給与年収2,000万円以下の年末調整対象者に限る)で給与所得および退職所得以外の所得金額の合計額が20万円以下の場合に該当するときは、所得税においては申告不要とすることができますが、住民税においては申告しなければなりません。
なお、雑所得内では通算ができるので、通算して19万円となるので確定申告不要、住民税申告必要となります。
本投稿は、2021年02月17日 19時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。