[確定申告]事業主貸について
確定申告の「貸借対照表」について、不明な点があります。
どなたか教えて頂けないでしょうか。
資産の部の期末欄に事業主貸の枠があるかと思います。
こちらには生活費など私用の金額を記載するという認識です。
ここに生活費を入れると期首より期末時の合計金額が上回ります。
実際に赤字を出しているのですが、見た目儲けが出ているかのような
感じになります。
この点がどうしても理解が出来ないのです。
そもそも理解が間違えている可能性が高いと思っているのですが
どなたか、正しい答えを教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

事業主貸という勘定科目は「生活費などの私的の金額」「事業に関連しない支払い」という認識で宜しいと思います。
事業所得だけの場合には、事業の収入から生活費を得ることになりますので、当然、その年における事業主貸の金額は期首よりも期末時の金額は増加することになります。決してそれが問題視されることは無いと考えます。
むしろ、事業所得だけの方で、事業主貸が全く生じない、あるいは金額が非常に少ない方が不自然に思われるのではないでしょうか。
「生活費はどこから出ているのか」と疑問に思うでしょうし、「他に収入があるのではないか」と疑われる可能性もあります。
事業が赤字であっても、生活費として想定される金額の事業主貸であればご心配はいらないと考えます。
以上、宜しくお願いします。
本投稿は、2017年02月06日 15時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。