サラリーマンで家賃収入がある場合
お世話になります。
主人:サラリーマン
7年前より、
購入していたマンションを
転勤と共に賃貸に出しています。
・住宅ローン残債あり
(住宅ローン減税は使っていない)
家賃から、ローンと固定資産税を引くと
利益は年間10万円くらいになります。
昨年、別のマンションを購入した際、
家賃収入は確定申告しなければならないと知りました。
今年は、
新しいマンションの住宅ローン減税のため
確定申告を行いますが、
その際に、もう1つのマンションの賃貸収入も含め
申告をしたほうが良いでしょうか?
その場合、昨年の分だけでなく、
何年か遡って申告する必要がありますか?
お手数ですが、アドバイスを頂ければ幸いです。
税理士の回答

不動産を賃貸して家賃収入がある場合には「不動産所得」として確定申告を行う必要があります。
不動産所得の金額は入出金の収支計算ではなく、下記サイトの「2」の方法で計算します(ローンがある場合には金利だけが経費になります)。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1370.htm
従いまして、相談者様が考えていらっしゃる金額とは異なる結果となるかもしれません。
上記の方法で不動産所得の金額を計算して、プラスになれば税金がかかりますし、逆にマイナスになる場合には給与所得と損益通算ができて源泉税が戻ってくることも考えられます。
所得税に関しては、国は5年間遡って追徴課税ができ、万一、申告漏れの税金がある場合には本税以外に無申告加算税として本税の15%相当額が賦課されます(その他に延滞税も生じます)。
自主的に期限後申告をする場合には、この無申告加算税は5%に減免されますので、ご心配であれば過去5年分を期限後申告されることが望ましいと思います(自主申告でも延滞税は生じますのでご留意ください)。
以上、宜しくお願いします。
本投稿は、2017年02月12日 17時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。