確定申告のやり方について
期首棚卸高と今年の仕入れから、期末棚卸高を引くと、商品がどれくらい売れたかの商品原価が出るという事でよろしいのでしょうか?
自分の棚卸し表で、再度商品の売り上げ分を計算みると、こちらの金額は売れた分が少なく出ます。
何故でしょうか?
本来一致するはずなのでしょうか?
税理士の回答

棚卸や仕入が適切に実施されていることを前提として、期首棚卸高と今年の仕入れから期末棚卸高を引くことで商品原価(売れた商品の原価)を理論的には算出できますが、棚卸資産が減耗(途中でなくなっている)しているような場合には、期首棚卸高と今年の仕入れから期末棚卸高を引いたもの=商品原価(売れた商品の原価)+棚卸減耗費が出ることになり一致しないケースもあると考えます。

ご質問者様、こんにちは。税理士の橋本健輔(ハシモトケンスケ)と申します。
商品原価(会計的には「売上原価」といいます)の考え方はご認識のとおりです。そして、同じ金額を基本的に用いているわけですから、期首+当期仕入から期末を引いても、売り上げた分を数えても理論上は一致するはずです。
ご自身の棚卸表とズレる原因として考えられるのは、
・売れた分のカウントを間違えた
・痛んでいたり、盗まれてしまったなどの在庫損失分をきちんとカウントできていない
などが考えられます。
ご参考になれば幸いでございます。
本投稿は、2021年09月30日 17時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。