マンション売却の確定申告
2009年に新築マンションを2980万で購入し、4年居住したあと、転勤のため賃貸に出しました。
その間、青色申告で確定申告をしていました。
今年、そのマンションを2700万で売却したのですが、仲介料100万の費用もあるので譲渡益なしで、確定申告の必要はないでしょうか。
(減価償却についていまいちよくわかっていません)
また、青色申告取り止めの届けをする必要はありますか。
初歩的な質問で恐縮ですがよろしくお願いいたします。
税理士の回答

新木淳彦
こんにちは。
新築マンションを当初購入しておりますので、購入時の契約書を確認してください。
たぶん、契約書には、マンションの価格と敷地権の価格と分かれて表示されていると思います。
次に、マンションの価格について減価償却費を計算するのですが、当初4年間は居住用の法定耐用年数を使用し、その後の賃貸期間は事業用の法定耐用年数を用いて計算します。
このように減価償却をしますと、たぶんですが、売却時の取得費は2700万円を下回るでしょう。
そうなりますと、所得税の確定申告は必要になると思います。
また、青色申告については事業所得・不動産所得・山林所得のいずれかの所得が発生しない場合には届け出を提出することが出来ればした方が良いでしょう。
ご検討をお願いいたします。
契約書にはマンションの価格と敷地権で分かれていなかったたのでまだ計算できていませんが、どうやら利益が出ており確定申告が必要ということですね。。
分かりやすい説明をありがとうございました。
本投稿は、2021年12月28日 14時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。