給与所得者の確定申告について
2021年4月に退職をしているため、年末調整は行っていません。
暗号通貨の所得が+10万円ほどあります。
確定申告する際は給与所得のみ記載をすればいいと思っていましたが、
国税のHPをみると
副収入などがある方の確定申告
1 衣服・雑貨・家電などの資産の売却による所得
2 自家用車などの貸付けによる所得
3 ホームページの作成やベビーシッターなどの役務の提供による所得
4 暗号通貨の売却等による所得
5 競馬などの公営競技の払戻金による所得
年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円以下の方は、確定申告は不要です。
とあります。
給与所得を確定申告する場合は上記の所得が20万円以下であっても申告しなければならないのですか?
税理士の回答
回答します。
給与所得以外20万円の以下の規定、すなわち申告不要の制度は、年間の収入が、年末調整を受けた給与1箇所しかない場合には、申告は不要とすることです。
従いまして、年末調整を受けていない給与があれば、確定申告で精算する必要があります。
そして、確定申告は1年間の全ての収入を申告しなければなりません。
このため、あなた様の暗号資産の利益は確定申告しなければなりません。
確定申告を提出する際は、全て申告しなければならないということです。
よろしくお願いします。
本投稿は、2022年01月08日 03時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。