住宅購入の確定申告忘れ、ただ今は住んでない…
2年前に両親と住むために、高齢の両親では住宅ローンが組めないので私名義で住宅ローンを組み、家を買いました。
しかしながら、1年が経ち結婚し社宅に入ることになり、会社の規定で住民票を異動しなければならず異動してしまっています。
ここで今更になって気付いたのですが、
まず家を買ったら確定申告しないといけない?はずなのに確定申告をしていないことに気付きました。
当時、訳も分からず父に言われるがままローンを組み確定申告のことも知らなかったのでしていません…
しかも、今は住んでいないという状況でも、どうしていいか分かりません…
ローンの仕組みや税金について無知だったがために今どうしたら良いか頭を抱えてます…
どうするべきか教えて下さい…
税理士の回答

家を購入した場合に、必ず確定申告をしなければならないという訳ではありません。
「一定の住宅」を、「一定の住宅ローン」を利用して購入した場合には、税金の控除が受けられる特例があるため、その「特例を受ける場合」には所定の書類を添付して確定申告をする必要があります。
もし、一定要件に該当する場合には、これからでも確定申告して税金を戻してもらうことは可能ですが、この特例は年末まで居住していた年が対象となりますので、適用できるとしても最初の1年間になると思われます。
この特例は納税者が選択する制度ですので、あえて確定申告をしなくても問題にはなりません。
また、一定要件に該当しない場合には特例自体が受けられませんので確定申告の必要もありません。
「住宅」や「住宅ローン」の一定要件につきましては、下記サイトをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1213.htm
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2017年05月18日 21時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。