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個人用クレジットカードを事業用に転用?する場合

IT エンジニアとしてフリーランスを営んでおります。

個人用のクレジットカードを持っており、このカードで事業用の買い物や支払いをすることが多いため、これを事業用に転用?しようと考えております。「転用?」となっていることについては、以下のような理由があります。

※クレジットカードの引き落とし先口座は、現在個人用の口座になっています。

(1) 現在はまだ「個人用」という位置づけのため、帳簿についても以下のように記載しています(カードの引き落としがあった日に記入)。

2017/5/27 消耗品費 4000 / 事業主借 4000

いっぽう、事業用カードにおいては、発生主義である場合以下のように記載するべきだという例を、インターネットで多く見かけます(購入日を貸方の未払金で記入し、カードの引き落とし日にそれを相殺)。

2017/5/4 消耗品費 4000 / 未払金 4000
2017/5/27 未払金 4000 / 普通預金 4000

現在「個人用」として前者のように記帳しているのですが、クレジットカードを「事業用」に転用した場合、後者のように書き方を改める必要はありますでしょうか。

(2) 個人用から事業用に転用する際、カードの引き落とし先口座を事業用口座に変更する必要があると思うのですが、そういったように「引き落とし先の口座を事業用にする」ことで「事業用のクレジットカードとして転用した」という解釈になるのでしょうか。

(3) そもそも転用しようとしている理由が「支払額の半分以上が事業用の出費だから」というものなのですが、そういった理由などで「(支払額の半分以上が事業用ならば)必ず事業用に転用しなくてはいけない」あるいは「事業用に転用していないと確定申告等で指摘される」などの懸念があるのではないかと考えています。実際にそういった事はございますでしょうか。

(4) 将来的には事業用のクレジットカードを発行することを検討しているのですが、現段階では年会費などの出費も勘案し個人用クレジットカードを使おうと思っています。正味な話、個人用カードにて決済し、記帳を1行で実施するほうが楽なのですが、そういった運用を続けることは何か問題があるでしょうか。

以上宜しくお願い致します。

税理士の回答

1. 厳密には後者(発生主義)の仕訳となりますが、前者(現金主義)の仕訳でも問題はありません。なお、期中は現金主義で処理をして、期末において次のようなものだけを未払計上して発生主義で処理することが簡便で正しい計算方法かと思います。
・購入は12月中だが引き落としが翌年1月になるもの ⇒ 期末に未払計上

2. 引き落とし口座を事業用の口座にすることで事業用のカードになったと解釈することは可能と思われます。

3. 個人事業の場合には事業用とプライベート用の両方の支払いが生じるケースが実際には非常に多く、必ずしも事業専用のカードを所有(利用)しなければ経費として認められないというものではありません。事業用の経費とプライベートの支払いが正しく処理されていれば、個人用のカードであっても全く問題にはなりません。

4. 上記「3」と同内容です。私的なものと事業用のものが正しく区分されていれば良い話しで、事業専用のカードにこだわる必要はないと考えます。

以上、ご参考になれば幸いです。

ありがとうございます。大変参考になりました。
特に「購入は12月中だが引き落としが翌年1月になるもの ⇒ 期末に未払計上」のケースは確かにその通りであると感じました。
あまりカードを何枚も持ちたくないため、しばらくは個人用カードを利用しようと思います。

本投稿は、2017年06月07日 17時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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