前期の経費について
2021年11月に開業届を提出した個人事業主です。
開業当初は税理士事務所と契約していましたが、
現在は自身で会計処理をしております。
昨年は経費のみで売上が立っておらず、確定申告しませんでした。
(控除受けましょう!と言われましたが、依頼する費用と
控除により得られるメリットの説明がはぐらかされたので)
開業費や開業後に経費が発生しており、
昨年利用分のクレカ決済で今年請求もあります。
割賦でPC購入もしております。
これらの経費は今年の会計でどう処理したらいいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
税理士の回答
回答します。
まず開業準備費用があるのなら、2021年分の確定申告を提出した方が良いと考えます。開業費は任意償却か5年の均等償却なので、2021年は利益がないので任意償却を選択し、利益が出るときに償却すべきです。
このため開業費を繰延資産として、計算書の減価償却費の欄に計上しておく必要があります。
また、青色申告承認申請を提出してください。今から出しても2023年分の申告からしか該当しませんが、開業費の償却で損失が出るかもしれません。青色申告をお勧めします。
さらにパソコンなど10万円を超えるものは、減価償却費が計上できます。購入した時点から減価償却費を計上します。割賦支払金額出なく、減価償却費として経費計上します。
クレカ決済は、ものやサービスを利用した時点の経費です。決済時点ではありませんので2021年の経費が多いと思います。
本来なら開業から2か月以内に青色申告承認申請を出していたら、2021年分の経費によって損失が発生し、それを翌年に繰越できたのですが残念です。
丸山先生
ご回答ありがとうごさいます。
会社員兼個人事業主なので、開業関連の書類等は全て税理士事務所に任せてました。
その時にPCが30万以下なら一括経費処理出来ると言ってましたので、青色申告申請を行なってるかと思うので調べてみます。
確定申告ですが3/15を過ぎてますが
問題無いのでしょうか?
もし確定申告しない場合は
昨年の経費、開業費は処理不可となり、
PCの毎月の引き落し額は事業主貸で処理になるのでしょうか?
まだ勉強中で分からないことだらけですが
ご回答の程宜しくお願い致します。
確定申告期限を過ぎていますが申告してください。
そして、期限後申告なので損失を計上しても繰越できません。
このため開業費を繰延資産と計上するとともに、任意償却を選択し、翌年以降の経費とすべきです。
また、減価償却費も同様に利益が出ないので、一括償却は行わずに通常の減価償却費の計算をする方が翌年以降の経費が見込めます。
丸山先生
ありがとうごさいました。
やってみます。
本投稿は、2022年03月27日 15時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。