マンション賃貸 毎年確定申告の必要はありますか。
こんにちは。
現在海外に住んでおり、国内のマンションを賃貸に出す予定です。
転貸型プランを利用するため、法人にマンションを貸し、そこから個人に賃貸されます。
法人の方で源泉徴収し毎月納付してくれるということなのですが、この場合毎年の確定申告は必要でしょうか。
できましたら4年後の帰国の際にまとめて還付申告できればと考えております。
こういったことは可能でしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答

回答します
非居住者の方の国内不動産の賃貸に伴う「不動産所得」は源泉徴収の上確定申告をする義務があります。
本来であれば、納税管理人を立て申告期限内に申告をすることが望ましいのですが、難しい場合は帰国後に申告することもやぶさかではないと思います。
ただし、還付ではなく納税となる場合は、延滞税などの余計な税金を支払うことになる可能性があり、還付の場合であっても時効にかかると還付を受けられなくなります。(時効は5年のため、4年後であれば大丈夫だと思いますが、念のためお伝えします)
なお、国によっては居住地国では、「全世界課税」となる可能性があります。租税条約締約国の場合は、国外で課税を受けた税額に関して「外国税額控除」の対象になりますが、確定申告をしていない場合は、難しい可能性もあります。
この点につきましては、貴方の居住地国の税制は分かりかねますので、一度居住地国の税務当局にご確認ください。
本投稿は、2022年06月18日 14時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。