[贈与税]住宅用資金の贈与の流れについて - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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住宅用資金の贈与の流れについて

状況としまして、妻の父方から住宅取得資金として妻に500万円の贈与を受けまして、2500万円の土地の取得に使用し、私と妻の持分比率を、私:4/5、妻:1/5と設定しました。
今回お金の流れ方について心配しております。
土地の購入にあたり、妻の父方から、私の口座に直接500万円の振り込みがなされ、私の口座から纏めて土地の購入費用を支出したという形になるのですが、この場合妻側にて住宅取得資金等の贈与(非課税枠)がなされたと正しく受理されるのでしょうか。
不動産の営業さんとしては、私の通帳に妻の父方の記名等、お金の流れがわかるものがあれば問題ないと言われましたが少々心配です。

お手数ですが、よろしくお願いいたします。

税理士の回答

 ご相談の場合は、より高い証拠資料として贈与契約書を作成することをお勧めします。奥様と義父様の間で「妻の父方から住宅取得資金として妻に500万円の贈与」の内容と、「私の口座に直接500万円の振り込み」ということですから、送金先として奥様が貴方の口座を指定した旨の内容を盛り込んだ契約書があれば、貴方への贈与とはみなされないものと思われます。「私の通帳に妻の父方の記名等、お金の流れがわかるもの」として当該贈与の500万円と貴方の資金2000万円が、合わせて不動産業者への支払いに充てているという金銭の異動が確認できれば問題ないものと考えます。

ご回答頂きまして、誠に有難うございます。大変参考になりました。
知識が不足しており申し訳ないのですが、贈与契約書は自ら作成することが出来るようなものなのでしょうか。
専門家の方に依頼するのが推奨かとは思いますが、ご回答頂けますと幸いです。

 贈与契約書は弁護士等の専門家に依頼するような難しいものではありません。書式はネット上にたくさん掲載されていますし、基本的に贈与者と受贈者との金銭のやりとりが分かれば問題ありません。私も今年になって子供に住宅取得資金を贈与しましたので参考までにアップさせて頂きます。
贈与契約書 
贈与者    を甲とし、受贈者    を乙として、甲乙間において次の通り贈与契約を締結した。
第1条  甲は現金     円を乙に贈与することを約し、乙はこれを承諾した。
上記契約を証するため本証書を作成し、各自署名押印する。
第2条  甲は第1条の金銭を乙の指定する金融機関口座に振り込むものとする。
令和  年  月  日
贈与者(甲)
住所
氏名                 印
受贈者(乙)
住所
氏名                 印

小川先生
大変ご丁寧にご回答頂き誠に有難うございます。こちらの内容を参考に贈与契約書を作成し、証拠資料としたいと思います。
本当に有難うございました。

本投稿は、2022年12月19日 01時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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