住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税について
住宅ローンの頭金として実父から700万援助してもらえる予定です。
700万ですと贈与税の対象になるかと思います。
非課税対策として、どういった対策が取れますでしょうか。
(年度を分けて600万、100万で受領するなど)
購入する住宅は省エネ等住宅ではありません。
住宅の住所は東京都墨田区で、頭金支払時期、引き渡し予定日ともに2024/1予定です。
税理士の回答

ご質問の資金援助が今年(令和5年)に行われる場合には、一定要件を満たしていれば住宅取得資金贈与の非課税規定が適用できると思われます。ただし、取得する物件が省エネ住宅でない場合には、非課税となる贈与金額は500万円が限度となりますので、年内の贈与は600万円(非課税特例分500万円と贈与税基礎控除枠内100万円)とし、翌年1月に改めて100万円を贈与するなどの工夫が必要になります。
なお、いずれの贈与に関しても、贈与契約書を作成して実態のある贈与を行って頂くようご留意ください。
住宅取得資金贈与の非課税特例の内容は下記サイトをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
本投稿は、2023年10月16日 12時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。