贈与税(申告漏れ)の正しい対処について
贈与税の申告漏れに関してご相談があります。
6年前、高校を卒業したばかりの18歳の私は贈与税について知らず、受け取ったお金を自由に使わせてもらいました。現在は、独立2年目のフリーランスで、会計ソフトを使って確定申告を行なっています。税務調査が入る可能性も考え、過去の贈与に対して適切に対処したいと思っております。
以下に当時の状況をまとめましたので、ご確認のうえ、正しい対処方法をご教示いただけますと幸いです。
【贈与額】
・6年前に祖父母から現金で200万円を受け取り、自身の銀行口座に預金
・同時期に名義預金を解約し、約60万円を受け取り、同じく自身の口座に預金
【使い道】
・当初は留学費用に充てる予定でしたが、実現せず未使用
・その後、自動車教習所の費用、セミナー受講、情報商材の購入などの自己投資に全額使用
【現在の状況】
・上記の預金がされていた口座は、現在フリーランスとして使用している会計ソフトに同期されています。(事業用の口座を持っておらず、プライベート口座を事業用の口座として使用していたため)
・税務調査時に通帳を確認された場合、過去の入金に関して贈与と認定される可能性を懸念しています。
贈与税の支払い義務がある場合は、過去に遡ってでも適切に納付したいと考えております。
どのような手順・対応が必要か、アドバイスをいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

増井誠剛
6年前の贈与につきまして、贈与税の申告義務があった可能性は高いです。ただ、贈与税の時効は原則6年、悪質な場合で7年とされており、既に期限が過ぎていれば時効の適用も考えられます。とはいえ、税務調査で過去の通帳を精査されることもあるため、正直に経緯を整理し、税理士に相談のうえ、任意の申告(期限後申告)も検討されるのが誠実な対応です。現在の事業収支とは切り分け、当時の入金が贈与に該当することを自己申告にて説明できる状態にしておくことが、将来の不安軽減につながります。

贈与税の申告と納税が必要となります。
管轄の税務署に電話されて予約し、贈与税の申告と納税されることをお勧めします。
贈与税は、15万円ですが、それ以外に加算税と延滞税がかかりますので、早めに行かれた方がいいと思います。
ご回答ありがとうございました。
申告した方がいいと言っていただけたことで、気持ちに踏ん切りがつきました。
さっそく税務署に予約してきました。金額は正直つらいですが、これもお金の勉強だと思って、ちゃんと納めてきます。
本当にありがとうございました。

それが一番いいと思います。
本投稿は、2025年05月08日 09時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。