義実家を二世帯住宅にリフォームする際の住宅ローン控除と贈与税について
妻の実家を二世帯住宅にリフォームして、そこに妻の両親、私の家族の二世帯で住む予定です。
妻の実家の土地は義母名義、建物部分も全て義母名義です。現時点で家の所有権は完全に義母にあります。建物部分の時価は400万円で、1600万かけてリフォームします。リフォーム代は全て私が住宅ローンで負担します。住宅に関する他の借入はありません。
リフォームの契約前に、建物部分を私と義母の共有名義にして、持分は4/5を私、1/5を義母にします。その後、リフォームの契約をして、年内に工事が完了します。
この場合、住宅ローン控除が10年間、年末時点ローン残高 × 4/5 × 0.7% 受けられ、贈与税の支払いは親、子、ともに発生しないという理解でよかったでしょうか?
税理士の回答
貴殿のご見解のとおり。
補足として、このケースでは、義母さまは、80%所有権を320万円で売却した計算になりますから、譲渡所得の申告が必要です。
住宅ローン控除については、一般的には、時系列を決めて所有建物にリフォームしていく流れにすることになりますから、税務署に行って確認することをお勧めします。
回答ありがとうございます。譲渡所得ですが、義母は建物部分の取得費用に320万円以上かけているのは間違いなく、私への名義変更で利益が出ないので、譲渡所得はないもの考えていいでしょうか?
貴殿のご見解のとおり、取得費(計算式(買った値段-減価償却費)×4/5)が、320万円より多いと、譲渡所得は、0になるでしょう。
本投稿は、2025年05月20日 12時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。