親の土地に家を建てる場合に気をつける点について
私から見て母と祖母(1/2づつ)が所有者となっている土地があります。
この土地に借地で私名義の自宅を建てるのですが、税務上何か注意した方がいいことはあるでしょうか?
よくわかっておりませんがなんとなく「こうしたほうがいいのかな?」と思ってる点は
・予め贈与で母か祖母の持ち分をもらって半分は自分名義にしておいたほうがいいのか?(全部もらうと贈与税が少しきつい)
というあたりです。
よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

自宅の所有者が、建物代金を負担しないと、贈与の問題が生じます。

第三者間で建物の建築を目的として土地の貸し借りを行なう場合には、通常は借地権の設定の対価として権利金等の支払いを行ないますが、親族等の関係の場合にはお互いに借地権を主張しない代わりに権利金や地代の支払いをしない「使用貸借」という貸し借りの方法が認められています。
その場合、土地の名義を自分名義にしておかなければならないということもありません。
土地の名義を贈与等で変更しますと高額な贈与税が課されますので、あえて名義の変更はしない方がよいと考えます。
ご相談のケースにおいては、権利金や地代の授受は行なわい「使用貸借」(無償)で利用させていただき、土地の名義もそのままにしておくのが最も問題のない方法かと思います。

祖母、母には相続税申告が必要な財産は有りませんね。ある場合は、使用貸借だと更地評価になってしまいますね。
相続税が発生しなければ使用貸借で宜しいのかと存じます。
本投稿は、2018年06月18日 17時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。