親の会社で働き、お金を貰う際の税金について
僕はいま学生で父親が会社経営をしています。もし僕がそこで雇用契約を結び働けば他の社員同様、給与をもらうことができるでしょう。
そうではなく、お手伝いという名目で働き親にお小遣いという名目で給料をもらう、ということは可能でしょうか?
そしてその時のお金を僕が貯金などせずに全て使えば、贈与税は課税されないですか?
税理士の回答
親の会社で働き、会社から給与の支給を受ける事は問題有りません。
会社で働くのならお小遣いという名目でなく給料で良いと考えます。
ご自分で働いたお金は、どの様に使っても贈与税は課税されません。
現金の贈与を受けた場合、扶養義務者相互間の生活資金の贈与は非課税です。使わずに貯金等した場合、暦年贈与の基礎控除額110万円を超えると贈与税が課税されます。

学生であっても会社で働いて給与を貰うことは可能です。給与で頂く場合には年間の金額が103万円を超えると親の扶養親族から外れること、更にご自身にも所得税住民税か課税される可能性が生じますのでご注意下さい。
また、お手伝いという名目で親から小遣いを貰うことも問題はありません。この場合には贈与税の対象になりますが、日常の生活費で使いきっている金額であれば問題ありませんが、年間の金額が110万円を超えて預貯金等している場合には贈与税が課されますのでご注意下さい。
本投稿は、2018年09月25日 00時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。