住宅取得資金の贈与を受けましたが、家の引き渡しが翌年になった場合の確定申告について教えてください。
土地2000万円、住宅3500万円を購入し、贈与税の非課税と住宅ローン減税を受けたいのですが、何点か質問があります。時系列として下記となります。
2018年9月土地購入2000万円(ローン)
2018年9月住宅契約
2018年9月 それぞれの親より住宅資金贈与
私1000万円、婚約者500万円
2018年9月 住宅メーカーへ契約金1500万円振り込み
私から1000万円、婚約者から500万円
2019年1月末 入籍
2019年2月前半住宅分ローン契約(2000万円)
2019年2月末 住宅引き渡しされ住み始めます。
住宅の持ち分は私3000万円、妻500万円とする予定です。
質問1、
2019年3月に私と妻が贈与を受けた1000万円と500万円を住宅取得資金贈与非課税の
確定申告をし、2020年に住宅ローン控除の確定申告をする予定なのですが
問題ないのでしょうか?
住宅取得資金贈与非課税と住宅ローン控除は同じ年にしないとダメなのですか?
質問2、
私が2018年に贈与を受けたときは東京都に住んでいましたが、2019年2月末から住む
新居は神奈川県となります。その場合の確定申告は2018年に住んでいた東京でいいのですか?
質問3
妻は贈与を受けた時は入籍前ですが、確定申告時は名字が変わっています。
なにか問題ありますか?
入籍前に住宅を契約し、贈与を受け、年が明けてから入籍し住み始める状態で
素人の私にはかなり難しい状態です。
質問以外にも問題点あればご教授お願いします。
以上 宜しくお願いします。
税理士の回答
質問1
住宅資金贈与の特例を受けるためには、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までに贈与税の申告書を提出する必要がありますので、2019年2月1日から3月15日までの間にご相談者様と奥様がそれぞれに申告をする必要があります。
住宅取得資金贈与の特例については、以下の国税庁HPをご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
また、住宅ローン控除については2019年分からとなりますので、2020年に確定申告を行うこととなります。
質問2、
確定申告書は提出時の住所地の税務署長に提出しますので、提出時に既に転居し住所を異動している場合は、神奈川県の住所地の税務署となります。
質問3
問題はございません。
なお、2018年9月の土地購入のローンについては、土地建物の取得形態(建築条件付き等)やローンの形態によっては住宅ローン控除の対象にならない場合もありますので、税務署にご相談いただくことをお勧めします。
丁寧な回答ありがとうございました。大変わかりやすかったです。
本投稿は、2019年01月21日 01時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。