夫婦間、および親子間の資金の流れと贈与税の関係について
住宅購入にあたり夫(私)がローンの申し込みをし、ローン返済は全て私の給料から行っていきますが、頭金は妻が負担します。
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住宅購入費用:4,300万円 ※諸費用含
頭金:300万円(妻負担)
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妻は担保提供者となり、本住宅を夫婦の共有名義としようと考えています。
出資比率に合わせ、持分比率を 夫:40/43、妻:3/43 とすることで、贈与税などはかからず、今回の住宅購入での支払費用を抑えられると考えていますが、ここまでは合っていますでしょうか。
次にお伺いしたいのが以下になります。
妻が負担する300万円は妻自身が稼いで得た蓄えではありますが、今回の住宅購入に際し、妻の親が娘である妻に対して400万円の資金貸与を計画しているということを知りました。
(「頭金および生活費の足しにでもして」、「旦那の給料が上がったら少しずつ返して」という考え。。)
110万円を4年に分けての提供なども定期贈与にあたる可能性があることを私は心配しているのですが、どのようにすれば、経費を抑えて(贈与税を発生させずに)受け取れるかをご教示いただきたくお願い申し上げます。
税理士の回答
持分比率はいいと思います。
奥様の親御様が奥様に対して400万円を貸与をするのであれば、しっかり金銭消費貸借契約書を作成し返済もしていかなければなりません。
ただし実質、贈与ということであれば、例えば毎年、贈与契約書を作成し110万円以内で贈与するという方法はあります。
さらに、親御様の財産が将来の相続開始時に相続税がかかりそうもない額であれば、相続時精算課税制度の活用が有効です。
早速のご回答誠にありがとうございます。
金銭消費貸借契約書を作成し、返済計画立案&実行すること承知しました。
追加質問2つ失礼します。
1つ目
この400万円の内、200万円を追加で頭金に充てる場合は持分比率も変わりますでしょうか?(夫:38/43、妻:5/43)
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住宅購入費用:4,300万円 ※諸費用含
頭金:300万円(妻の貯蓄)
頭金:200万円(妻の親からの貸与である400万円の内数)
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2つ目
頭金充当のための上記300万円と200万円を私の口座に入れると贈与税がかかる認識で合っていますでしょうか。
1つ目
持分比率はそれでよいと思われます。
2つ目
いいえ、支払のため便宜上、ご主人の口座に入れるだけですので贈与にはなりません。
ただし、可能であれば贈与と疑われないよう、奥様の口座から支払ったほうがより良いでしょう。
ご回答誠にありがとうございます。
悩みは解消できました。
本投稿は、2019年05月24日 00時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。