贈与税についてアドバイスお願いします
贈与税について質問となります。
先月末に祖母が癌となり余命があまりない状態となりました。
先が長くないのと、預金している銀行が統合かで無くなるらしく慌てて祖母、祖父の預金を解約し、母が新規に作った口座へ全額振込してもらいました。
この時に銀行側からも金額が大きいため、説明はあったのですが贈与税の知識がなく解約し振込して下さいとしてしまいました。
また、後に上記の銀行かは定かではないのですが、母が祖母の介護や生活費に使うなら贈与税にならないみたいな事を言われたみたいで、その事をしきりに話してました。
しかし、同じ様に他の銀行で解約し振込してほしいと話しをした時に、上記の件を含め税理士に一度確認してみますと言われ、こちらの銀行はまだ祖母の預金となっております。
やはり贈与税がかかるのかもと心配になり私なりにも調べたのですがよく分からずこちらで質問させて頂いた次第です。
まず贈与税となるのか、ならないのか?
なる場合、贈与税とならないためにできる事はあるのかを知りたいです。
・移動した金額は2000万くらいです。
・振り込まれたお金はまだ使ってません。
・預かり証?や貸し借りの証書は特に作成してません。
また、何かしなければいけないとなった場合に税理士さんにお願いする事はできますでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答
まず贈与としての認識がなければ、実際に祖母の預金を母名義にしても、母名義から祖母名義に戻せば贈与にはなりません。
また祖母の生活費を預かるために母名義の預金にしたという場合は問題があります。
祖母の生活費をその都度、例えば毎月祖母の口座から引き落として生活費に充てるのならば問題はありませんが、一括して母名義の預金にしたら、贈与の問題が生じます。
例えば、子供に毎月小遣いをあげるということならば贈与にはなりませんが、20年分を一括してあげる場合には贈与になってしまします。
祖母が亡くなった際、相続税の申告が必要な場合は、税理士にきちんと話をし、トータルで一番税金が安くするにはどうしたらよいか、相続税に詳しい税理士に相談することをお勧めします。
贈与ではなかったということであれば、母名義にした預金を以前の祖父母名義の預金に移動させる(戻す)ことです。金融機関が異なってもかまいません。預金額と名義が重要です。併せて、税務署からの指摘に備えて、預金の移動理由を明らかにしておくこと、この間の祖父母の預金の解約から祖父母の預金に戻すまでの解約や振込みなどの記録を保存しておくことが必要です。
髙橋さん、加門さんアドバイスありがとう御座います。
母にはまだ解約してない祖父母の銀行口座に、移動した金額をそのまま戻すように話してみます。
その際の記録ですが、
解約時は書類を書いていたので写しが多分あると思うのですが、振込時の記録は通帳への記帳などでも大丈夫なのでしょうか?
他に記録としてあった方がいい書類はありますか?
各書類は税務署の指摘があった場合に主張を認めてもらうための証拠に当たるものです。これで大丈夫とは云えませんが、直接的なものがなければ間接的ものでも無いよりは有ったほうがよいでしょう。必要ないと判断せずに一連の書類は保存しておくことをお勧めします。後は調査担当者がどのように判断するかにかかってきます。
加門さん
ありがとう御座います。大変参考になりました。税理士さんと話しながら進めて行きたいと思います。
本投稿は、2019年09月05日 00時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。