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親からの住宅取得資金借入後の借用書の書き方について

2,3年前に親から住宅取得資金として810万円を借りました。
非課税枠を考慮しての金額設定だったのですが、考えが甘く、確定申告をせずに現在に至ります。
また、借用書も作成していません。
返済は、一応、年払いで二度行っていますが、10年で無利息での額の設定です。
具体的には、2016年12月に110万円、2017年1月に700万円の合計810万円を入金してもらっており、2018年と2019年の6月に81万円ずつ送金しています。

そこで、ご教示いただきたいのですが、今更ながら借用書を作成しようと思うのですが、借用書を作るにあたり、無利息で年払いというのは問題ありませんでしょうか。(利息ありで月払いの方が適当なのは重々承知なのですが、これまでの記録から説明ができないかと思い、このように記載しております。)
問題ないかというのは、贈与税の対象とみなされないかどうかという意図です。
借りたのは700万円ということにして、適当に利息を設定してはどうかとも思ったのですが、利息は雑所得になるため余計にややこしくなってしまうのではと困っております。
現時点でできる最善の対策をお教えいただけませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。

税理士の回答

借用書は作っておいたほうが無難です。税金の話より貸し借りの話ですので、いくら親子間であろうとも借用書は作りましょう。贈与税で問題になるのは、ある時払いや出世払いのような将来本当に返ってくるのか、来ないのか、という曖昧な貸し借りなら贈与とみなされても仕方がないということになりますので、お互いに金銭の貸し借りをしたんだといい書面は作ったほうがいいです。利息は無利息でも大丈夫だと思いますが、借りたものはきっちり返すというのが本来の姿です。

お忙しい中、
ご回答ありがとうございます。

説明不足だったかもしれませんが、
借りた810万円に関しては、
元々きちんと10年かけて返すつもりでおります。

年払いと無利子というのが、
贈与とみなされないか心配でご相談させていただいた次第です。

年払いは問題ありませんが、無利子だと社会通念上、利息を取るのが当たり前と税務署から指摘される場合がありますが、贈与税の基礎控除が110万円ありますので、仮に利率が2%としても基礎控除を超えることはありませんので、問題はないと思います。

ご丁寧にお教えいただきまして、
誠にありがとうございます。
安心しました。
早急に借用書を作成します。
この度は誠にありがとうございました。

本投稿は、2019年11月04日 02時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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