親から借入する際の金利について
土地購入を予定しており、親から最大1700万円の借用を検討しています。
①金利をつけないと贈与税が発生するという考えと、無金利で良いという考えのどちらも目にします。
いろいろ見た結果、生じる利息額が年間贈与上限額の110万円を超えるかどうかがポイントで、無利子で借入し、利息額部分が贈与とみなされてもと110万円以下であれば税金は発生しないと理解しましたが、正しいでしょうか?
②親からの借入で金利をつけた場合、0.5%という数字は妥当でしょうか?妥当でなければ、妥当な金利をお教えください。
③②で教えていただいた妥当な金利で、1700万円を15年(毎月の返済とボーナス年2回)で返済と計画した場合、やはり贈与税が発生するほどの借入額なのでしょうか?(結局贈与税が発生するほどでなければ無金利で借入したいというのが本音です)
間違った解釈や筋違いな事を言っているかもしれませんが、アドバイス頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
税理士の回答

岡野充博
①贈与税の非課税枠が110万円ありますので、例えば利息が100万とすると100万円の利息を返して、100万円の贈与を受けると言う形(実質は相殺となりますが)なので非課税で大丈夫と理解して頂ければと思います。
②0.5%は最近の変動金利でありえますので、妥当かと思われます。
③元金をちゃんと返せば贈与とは判断されないかと思われます。
元金を返さずにもらったと判断されると贈与となります。
回答いただきありがとうございます。
たびたびすみませんが、確認させてください。
今回のケースにおいて、「1700万円を無利子で親から借入し、15年で返済計画を立てて元金をしっかりと返済すれば、非課税」という理解で間違っていないでしょうか?

岡野充博
基本、そのお考えでも問題ないかと思われます。
大変助かりました、ありがとうございました。
本投稿は、2020年03月05日 15時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。