夫婦間の資金移動とその精算方法について
夫婦間の資金移動にも贈与税を課せられるケースがあることを最近知りました。
過去から現在までの夫婦間の銀行口座間の資金のやり取りを精査し、妻名義の口座から夫名義の口座へ700万円資金が移動していることがわかりました。
いずれの資金移動も贈与の認識はありませんでしたが、精算をせず今にいたり金額が膨らんでいます。
上記を踏まえ、以下についてアドバイスをお願い致します。
・700万円を夫名義口座から妻名義口座へ移動し、夫婦間の資金移動の偏りを相殺すれば、贈与税を課せられるリスクはなくなるという理解であっていますか。
・上記回答がYESの場合、一括で700万円を移動すること自体が贈与と解釈される可能性はありますか。その場合分割で移動すべきでしょうか。
・7年前から現在までに、夫が立替えている金額が500万ほどあります(家賃、妻の医療費など)。冒頭に記載した700万円からこの500万円を相殺し、残200万円のみ移動することで資金移動の偏りを相殺したと解釈することは可能でしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
700万円の資金移動について贈与の認識がないということであれば、夫から妻へ返すということで問題はないでしょう。
また、夫が立て替えているお金が500万円あるということならば、差し引き200万円を移動すれば問題ありません。
なお、借りたもの又は預かったものを返すので、金額が110万円を超えるからいって贈与税が課税されることはないと思います。
ご回答頂きありがとうございます。参考にさせて頂きます。
本投稿は、2022年03月22日 21時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。