単独名義から共有名義への変更について
今年新築住宅を購入し、ローンを夫単独で組みました。また土地や建物の名義も夫単独で登記しました。
当初頭金を妻である私の貯蓄から出す予定でしたが、やり取りの不手際から出資できず、ローン開始後、頭金として用意したお金を繰越し返済で入れようと思ったのですが、贈与税がかかることを知りました。
この場合、すでに夫単独の登記を共有名義へ変更して予定していた金額全額を繰越し返済するべきか、登記はそのままで贈与税のかからない1年間に110万以内で数年に分けて繰越し返済していくべきなのか(ローンだけを考えると前者)また、名義変更することも贈与税の対象になるのか、費用など教えていただきたいです。
わからないことだらけで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
税理士の回答
繰上げ返済で減少する利息と、登記費用の比較ですが、来年から贈与税の制度改正がなされそうです。
改正内容は不明ですが、110万円が無くなることが考えられます。
登記費用2パーセントはかかりますが、予定金額で持分移転して繰上げ返済することがお勧めだと思います。
返答ありがとうございます。
勉強不足でもう少し教えていただきたいのですが、贈与税の制度改正で110万円がなくなった場合、いくらであっても夫婦間のお金の移動は税金がかかってしまうことになるのでしょうか?
また、回答では持分移転しての繰上げ返済を勧められていますが、単独名義から共有名義への変更が贈与にあたるとして税金がかけられる分が2パーセントということでしょうか?
110万円の基礎控除がなくなると、少額でも贈与税がかかることになるでしょう。
現在のところ、改正内容は不明です。
予想される改正としては、110万円は存続し、3年内の相続加算が10年になるということが考えられます。
質問者の出資分を贈与にしないために、名義を変える訳です。
2パーセントは、登記費用です。
名義を変えること自体は贈与には当たらないということですね。
贈与税の制度改正含め大変参考になりました。
迅速なご回答ありがとうございました。
本投稿は、2022年08月19日 22時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。