相続手続きで証券会社が面会すること
相続手続き中のN証券で、相続者(97歳)と直接会って、会話したいと
言ってきました。 年相応のボケや不自由があるのに、それを強行しようとしています。
会わないと手続き進められないと言われました。 これは避けられないことなのでしょうか?
税理士の回答
各金融機関ごとで社内規定等に従って取引の適正化等に向けた手法があると思います。その証券会社で必要であるというのであれば、それをしなければ、その担当者も手続きを進めることが出来ないと考えるのが一般的です。
むしろ、手続きに必要であれば、相続者も進んで協力して完結させるべきだと思います。

詳しくは、N証券の担当の方にお尋ねになられた方がいいと思います。
私見ではありますが、相続人が意思表示ができるかどうかを確認するためだと思われます。

増井誠剛
N証券が相続人ご本人との面談を求めるのは、意思確認と本人確認を厳格に行うための内部規定に基づく場合が多く、原則として回避は難しいのが実情です。ただし、ご高齢で面談が困難な事情がある場合は、医師の診断書や後見人の選任、代理人による手続きを認める例もございます。まずは証券会社の担当者に事情を詳細に説明し、代理対応や書面による手続の代替が可能か協議されることをお勧めいたします。
本投稿は、2025年07月08日 12時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。