外構工事(駐車場)の相続税評価額の計算方法と耐用年数の起点日(工事or支払)について教えて下さい
父の相続が始まり自分で全てやろうとしていますが、外構工事も財産に含める必要があり困っています。父の土地に別宅を建て住んでいますが、そこにコンクリート駐車場を父の負担100万円で1年半前に作りましたが、先日亡くなってしまいました。
コンクリート駐車場ですので、耐用年数15年、減価償却率0.133まではわかりましたが、以下について教えて下さい。
Q1. 耐用年数の起点は、工事完了日と支払い完了日のどちらになりますか?
Q2. 1年半の経過は、繰り上げて2年と考え、相続なので70%を掛ければよいですか?
具体的には、今回のケースでは36.8万円で計上すればよいでしょうか
1年目 100x(1−0.133)x0.7=60.7万円
2年目 60.7x(1-0.133)x0.7=36.8万円
Q3. 請求書の中に、土木工事が30万円含まれていました。
この費用も耐用年数は同じく15年で計算するのですか?
以上、回答よろしくお願いします。
税理士の回答
Q1. 耐用年数の起点は、工事完了日と支払い完了日のどちらになりますか? ⇒ 工事完了日になります、
Q2. 1年半の経過は、繰り上げて2年と考え、相続なので70%を掛ければよいですか?⇒はい、その通りです
具体的には、今回のケースでは36.8万円で計上すればよいでしょうか
1年目 100x(1−0.133)x0.7=60.7万円
2年目 60.7x(1-0.133)x0.7=36.8万円
⇒(100万円-2年間の減価償却額)×70%です
Q3. 請求書の中に、土木工事が30万円含まれていました。
この費用も耐用年数は同じく15年で計算するのですか?
⇒何の工事かわかりませんが、駐車場の一連の工事であれば駐車場の取得価額に含め、15年でよいかと考えます。土地の整地工事であれば土地になり、土地の評価になります。
素早い回答ありがとうございます。
Q1/Q3について、スッキリしました。 Q2は具体的に以下でよいでしょうか
Q2. 定率法ではなく定額法しか選択できず、定額法15年の償却率0.067を使い
(100-2年x100x0.067)x70%=60.6
定率法を適用します
1年目減価償却費 1000千円×0.133=133,000円
2年目減価償却費 (1000千円-133千円)×0.133=115,311円
(100万円-133,000円-115,311円)×70%=526,182円です
聞いてよかったです。
適切な回答ありがとうございました。
本投稿は、2021年03月21日 02時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。