相続税申告に必要な書類について
相続税申告に当って必要な書類について調べています。
色々とホームページなどで紹介されていますが、所得税申告書や法人税申告書について過去3年分、通帳については5年分などと書かれています。
なぜ、申告書は3年分、通帳は5年分なのでしょうか?時効か何かが影響しているのでしょうか?
税理士の回答

申告書3年分につきましては、被相続人様がどのような所得を有していたかを把握するために過去の所得税の申告書を確認することになります。
また、同族会社の株式を保有されていた場合には、その会社の株式を評価しなければならいため、過去3期分の申告書・決算書等が必要になります。
預金通帳につきましては、過去の入出金から財産につながるもの(生前贈与や名義預金等)がないかどうかを確認するためにお願いしております。過去の預金の動きは税務署も必ず行う重要チェック項目になります。5年分というのは国税の時効を考えてのことと思いますが、税務署は過去10年分チェックしますので、できれば同期間(10年間位)は確認しておく方が望ましいと考えます。
以上、ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。それぞれ理由があるのですね。
本投稿は、2017年05月08日 16時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。