相続人が複数の場合、税務調査の対応は誰がすることとなりますか?
相続人が数名おり、下記例のようにお互いに遠隔に住んでいる場合、例えば下記相続人のケースでは基本的に誰が税務調査の対応をすることとなりますか? 税務署が代表者を選ぶのか、相続人同士で代表者を選ぶのか、それとも各々が個別に対応するのでしょうか?先生方のご経験やご見聞された限りで結構ですので、教えてください。
ーーー相続人の例ーーーー
被相続人(生前は東京都在住)
配偶者(北海道在住、相続放棄)
長女(東京都在住)
次女(宮崎県在住)
税理士の回答
相続税の税務調査は相続人全員が立ち会う必要はありません。被相続人の生前の様子や預貯金の使途や移動の内容が分かる方が同席すれば大丈夫です。
場所も被相続人の自宅が多いですが、立ち会う相続人の方の自宅でも問題はありません。
以上、ご参考になれば幸いです。
服部先生、いつも丁寧なご回答を頂き、ありがとうございます。
ところで、相続税のお尋ね書も、相続人の内の一人(税務署が選ぶ?)に送付されるのでしょうか?
それとも、相続人ひとりひとりに同じお尋ね書が送付されて、各々が別々に作成して回答するのでしょうか?
お手数ですが、よろしければ追加でご教示ください。
よろしくお願い致します。
ご連絡ありがとうございます。
相続税のお尋ね書も相続人のうちの一人に送られてくるものと考えます。
一部(一冊)のお尋ね書に相続人全員の情報を記載して提出することになります。
宜しくお願いします。
お忙しい中、重ねてご回答ありがとうございました。
服部先生のご回答は、先生の著書同様、明瞭でわかりやすく、とても助かります。
今後ともよろしくお願い致します。
本投稿は、2018年01月26日 18時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。