経験の浅い職員による単独での税務調査について
昨年秋に兄のアパート事業所得に対する税務調査が行われました。
その際、入庁して間もないと見られる職員が、単独で税務調査を担当され、最後まで複数人による調査報告がおこなわれませんでした。
通常、税務調査は不正防止や説明責任の観点からも、複数名での実施が適切であると認識しておりましたが、単独での税務調査は一般的なのでしょうか?
その際、
1.過去の確定申告のどの点にどのような不備があったのかについての明確な説明が無い。
2.古い契約書の中から税務署側に都合の良い数値のみを引用し、減価償却費の計算を行っていると見受けられ、過大申告の可能性がある項目には一切触れられず、過小申告と解釈できる部分のみに着目した調査報告でした。(具体的説明無し)
3. 上記の追徴課税については納税済みですが、その際提示された通知には、訂正後の申告書や計算根拠となる内訳資料が添付されておらず、税額の正当性を検証することができませんでした。
これら一連の税務署対応に異議を申し立て、担当者の変更を促すことは可能なのでしょうか?
税理士の回答
担当者が一人で臨場する税務調査はあります。
ただし、その担当者の独断で税務調査が行われていたわけではなく、事実を上司に復命し、指示を受けながら税務調査が行われていたと思われます。
説明不足や見解の相違があれば、その時点で申し出るべきであり、修正申告や追加納付をしたあとでは、今更と言わざるをえません。
税理士の立ち会いもなかったのですね。
本投稿は、2025年06月15日 23時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。