税務調査の可能性とその内容について
個人事業主をしています。
4年に1度、ビットコインでの利益で数千万円程度の利益があるとします。
個人事業主の方の、例年の売上高は600万円以内です。
この場合、4年に1度、雑所得が大きく伸びるので税務調査が来る可能性が高まるでしょうか?
また税務調査が来た場合、
例年通常の申告を行っていたとしても
経費について事細かく非常に厳しく見られ修正申告を求められるイメージがあるのですが、
やはりそのようなものなのでしょうか?
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税理士の回答

出澤信男
雑所得(仮想通貨)について正しく申告がされていれば税務調査が来る可能性は0ではないにしても少ないと思われます。

佐藤和樹
仮想通貨での数千万円の利益は申告していても以下の理由で調査対象になりやすいです。
• 税務署は「見せしめ」の意味も含めて、突発的な利益に敏感
• 調査が入れば、例年の事業収入の経費部分も含めて厳密に検証される
• 「適切な帳簿」「根拠のある経費計上」「明確な仮想通貨の利益計算」が揃っていないと、複数年の修正申告になるリスクあり
慎重に申告していても、仮想通貨利益が大きく出た場合は、「申告したから大丈夫」ではなく、「見られる前提で準備する」意識が必要です。特に事業用経費の整理・証憑管理は徹底しておくことをおすすめします。
本投稿は、2025年08月02日 18時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。