補正申告と修正申告についての質問です。
補正申告すると税務調査に入られる確率が上がるとよく聞くのですが、修正申請する場合でも税務調査に入られる確率は上がるのでしょう?
どちらともに税務調査の告知前の自主的申請です。
税理士の回答

修正申告について、国税通則法第19条に申告した税額が過少である場合は修正申告書を提出できるという規定があり、国税通則法第65条第5項で期限内申告書にかかる修正申告書で更正を予知しないものについては原則加算税を賦課しないという規定があります。また、国税庁のホームぺ-ジ/タックスアンサ-/確定申告を間違えたときをご覧願います、ここに記載のとおり、誤りに気がついた時はできるだけ早く修正申告書を提出して下さいという記載があります。自主申告が申告納税制度の原則なので、誤りを見つけた場合は自主的に修正申告書の提出を行う事が良いと思われます。また、自主修正をすると調査の対象となる割合が高くなるということについて、調査割合が高くなるのであれば、逆に申告に誤りを見つけても自主的な修正申告書の提出は少なくなると思われます。ただ、当初申告について内容を十分検討して提出するに越したことはないと思います。また、更正の請求についてはその内容により机上ではなく必要に応じて実地に内容を調査する場合もあると思います。一般的な説明となりましたが宜しくお願いします。
本投稿は、2018年12月15日 14時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。