【フリーランスの源泉徴収税と消費税について】
フリーランスで映像の編集や制作をしております。
クライアント(法人)に見積もりを提出した際に消費税ではなく源泉税で見積もりを作って欲しいと返答されました。
この場合、素直にクライアントの指示に従って良いものなのか悩んでいます。
このクライアントとは2回目のお仕事で、初回はこの請求書のやり取りをしている方とは別の担当者とやり取りをし、その時は作業費(アニメーションの制作)+消費税で請求を出して何も言われず通りました。
今回は作業費(絵コンテ制作+イラスト+アニメーション制作等)+消費税で見積もりを出したところ先述のような返答がありました。
他のクライアントさんとの案件でも「作業費+消費税」で、今回のような返答があったことはありません。
源泉徴収税を含めるにしても消費税も一緒に請求しないといけないのでは?と思うのですが、どのように相手に聞き返すべきなのかも悩んでいます。
クライアントのこの返答は正しいのかも判断しきれず…
見積書にも、「作業費」「源泉徴収税」(それと「消費税?」)と明記して記載すべきなのでしょうか…
どなたかお知恵を頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願い致します。
*ちなみに、メールにてそのやりとりをしたのですが、簡単に再現すると以下のような感じです。
【見積もり】※金額は分かりやすく10万とします
映像制作:100,000
消費税:10,000
合計:110,000
これを提出したところ、以下のような返答がありました。
「個人様の場合は消費税ではなく源泉徴収税でお願いします。
100,000円ぴったり振り込むので、源泉税込で○○円で見積もりをお願いします。
源泉税はこちらで支払います。」
税理士の回答
「消費税ではなく」の部分は誤りだと考えますが、「源泉税」については請求書では必要になると思います。
すなわち、消費税は必要ですが、源泉税も必要と考えます。
先方の意向である、ぴったり振り込むことを踏まえると、正しい請求は次の通りではないでしょうか。
映像制作 100,210
消費税 10,021
源泉税 △10,231
請求額 100,000
もし、請求額が異なる場合は、次の算式をご活用ください。
X=お見積り額(税抜き)
Y=先方が振り込みたい金額
X*(1.1-0.1021)=Y
X=Y÷(1.1-0.1021)
ご確認お願い致します。
回答いただきありがとうございます!
回答を頂く前に、自分で計算などしてみたのですが消費税込みの源泉徴収額など別に明記することが難しく、
取り急ぎ先方が示した金額通りにして、消費税10%も込みの金額ですという感じで提出しました。
計算式もご提示いただけるのは大変助かります。
今後活用させていただければと思います。
この度はありがとうございました!
本投稿は、2019年12月11日 12時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。