会社が天引きをしていなかった&天引きした税金を税務署に払っていない
今年7月に退職し、それまで数ヶ月だけお世話になった会社があるのですが、「社長とその家族と友達」くらいの小規模な会社で、財務経理や税に関する知識がゼロで対応するつもりすらないため困っております。
具体的には、
・そもそも所得税の源泉徴収義務を知らず、退職を申し出るまで1度も源泉徴収票されていなかった
・給与明細は今まで1度も発行したことがない(と堂々と言っていた)
・年末調整と源泉徴収票がまったく違うものだとわかっておらず、税金は年末に払えばいいと思い込んでいたらしい(なのに今年12月25日時点で払っていない)
・私が退職を申し出てはじめて、それまでの所得税に該当しそうな額を「概算で」最後に私がもらうはずだった給与から天引きした
(私が7月で退職したら、年末に私の給料から税金が払えない!という勘違いから)
・その「概算」が合っているのかも、具体的にいくらの給与からいくら税額分を引いたのかもわからない
・概算で天引きしたのが今年8月25日にもかかわらず、今年12月25日19時時点でその分を税務署に納めていない
・私が退職してから半年近く経つにもかかわらず、源泉徴収票を発行しない(今までしたこともない)
・退職から1ヶ月以内に源泉徴収票の発行義務があることを伝えても、「年末年始は忙しいから1月以降にならないとできない」との悠長な回答。
年末といわず8月から今まで発行していない理由を追求すると、嘘だらけの言い訳を述べ、そもそも対応するつもりも無かったのが明らか。
税務署には、先日に源泉徴収票不交付の届け出をいたしましたが、私にできることはそれしかないのでしょうか。
また、私はこんな嘘ばかりで法令違反の自覚もない会社をあてにせず、自分で確定申告をするしかないと考えているのですが、
この状況で正しく申告できる自信がございません。
何より社長と全社員が、法律違反が他にも山ほどあるにもかかわらず、その自覚も悪いことをしたという認識もまったく無いのです。
むしろ税金に関する対応や源泉徴収票の交付を求める私に対して、
社長は「そんなことを俺に言ってくるお前はおかしい!ふざけるな!」「とにかく忙しいし色々やることがあるから無理!」というスタンスのため、まったく話にならなくて困っています。
この状況で私にできること、すべきことは何でしょうか。
税理士の回答

できることはありません。
辛抱強く源泉徴収票の発行を待ってください。
でも、できることがあるとすれば、
給料の明細書・・あるいは振込金額と源泉税の惹かれた金額があれば、それを証拠として、確定申告は受けられるはずです。
どうしても、発行されないのなら・・・最後は、そうしてください。
もう確定申告は、受け付けてくれるはずです。
本投稿は、2020年12月28日 14時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。