専従者の賞与の源泉徴収税額について
賞与の源泉徴収税額を求める際に、例えば「毎月18万円を専従者の口座に入金」「賞与は年2回 20万円/1回を口座に入金」「甲 扶養なし」とした時、源泉徴収税額表別表第三の賞与の金額に乗ずべき率は4.084%で、税額は200,000円×4.084%=8,168円、支給額は208,168円でよろしいのでしょうか?
初めて賞与を渡すので、基本的な質問ですみません。間違わないように所得税徴収高計算書も書きたいので、ご教授お願い致します。
税理士の回答

回答します
20万円を振り込む場合「手取計算」による税額の算出をする必要があります。
200,000円 ÷ (0.95916※) = 208,515円 支払額
208,515円 × 4.084%=8,515円 源泉所得税額
208,515ー8,515円=200,000円 振込額
※ 1-0.04084(税率)= 0.95916
このような計算式になります。
なお「青色専従者給与の届出書」の金額と齟齬はありませんか。

ベストアンサーをありがとうございます。
因みに、毎月の給与が「18万円の手取」の場合の、給与の源泉所得税額は「4,200円」、支給金額は184,200円になります。
① 給与の支給額(手取額) = 社会保険料等控除後の給与等の金額 ー 源泉所得税額 となりますので
② 18万円 給与の支給額 + 源泉所得税額 = 社会保険料控除後の給与の金額・・・・となる「税額表の位置」まで調整をします。
すると、扶養0人で、手取りが18万円となる箇所は、183,000円以上~185,000円未満、 税額 4,200円が
①の 180,000円 = 184,200円 - 4,200円に合致することになります
こんなに分かりやすく教えていただけるなら、給与の方も聞けば良かった…と後悔してたところでした。
所得税徴収高計算書のモヤモヤがすべてクリアになりました。ありがとうございます!

ご丁根にありがとうございます。
私は、もともと源泉所得税が専門でしたので、少しでもお役に立てましたら幸甚です。
本投稿は、2021年07月02日 16時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。