個人事業主から個人への翻訳依頼 源泉徴収税について
【相談の背景】
A:翻訳会社
B:個人事業主
C:個人の方
Aから仕事を請け負い(B)、Cに翻訳の依頼をしました。
【質問1】
上記の場合、翻訳会社からは源泉徴収税10.21%引かれた金額で報酬を支払われましたが、個人事業主から個人に支払う報酬は同じように源泉徴収税を引いた金額で支払うのでしょうか?
税理士の回答

回答します。
Bが、給与の支払等があり源泉徴収義務者となっている場合は、Cへの支払の際には源泉所得税を徴収して納税する必要があります。
税率は100万円までは10.21%になります。
【源泉徴収義務者とは】
法人の場合は、全て源泉徴収義務者になりますが、個人の場合は「家事使用人2人以下の給与の支払」までは源泉徴収義務者になりません。
個人の方が専従者給与やそのほか従業員に給与の支払がある場合は、源泉徴収義務者になります。
本投稿は、2022年02月10日 15時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。