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個人年金保険にかかる税金について

年収が約350万円のサラリーマンです。退職予定でしたが事情があり継続して今の会社に勤務することになりました。
間もなく払込済みになる10年の確定個人年金(払込完了時1650万円)で、年額180万円(総額1800万円)の受け取り予定ですが、この場合勤務先からの所得も考慮すると、年金分だけで支払わなければならない税金はいくらくらいになるでしょうか。また確定申告をせずに勤務先で払っている税金と合わせて、個人年金の税金を支払うことが可能でしょうか。住宅ローンはありません。ほか特に税控除しているものはありません。
ご教示お願いいたします。

税理士の回答

 私的年金は、雑所得となりますので、給与と合わせて税金を源泉徴収とすることはできません。
 ご質問の数字のみで計算すると年金の所得は
 180万円-1650万円÷10年=15万円
 となります。
 給与収入が1か所からのみで年末調整を受けていれば、給与所得・退職所得以外の所得の金額の合計が20万円以下なら確定申告は不要です。

ご回答をありがとうございます。
私は給与収入が1か所からのみで年末調整を受けていて、給与所得・退職所得以外の所得はありません。
確定申告不要ということは、私の場合、会社から350万円の給与を受給しながら、毎月受けとる個人年金(年間180万円)には税金はかからないということでしょうか?

 所得税はかからないことになります。
 ただ、確定申告は不要でも住民税の申告は必要になります。

ご回答ありがとうございます。
無知で申し訳ございません。
所得税はかかるが住民税はかかる、ということになりますでしょうか?
住民税の手続きはどのようにすればよいでしょうか?(どこに何を出す、と簡潔で大丈夫です。)
ご教示お願いいたします。

住民税の申告は、お住いの市町村に提出します。自治体毎に申告書が異なりますので、HP等でご確認いただければと思います。基本的に確定申告書と同じような様式で、添付書類も源泉徴収票や控除証明書など確定申告書とだいたい同じです。
 住民税には、所得税のように20万円以下は申告不要、というような規定がないため、申告が必要になります。

忙しいなかご回答をありがとうございました。丁寧な解説で大変参考になりました。

本投稿は、2022年08月17日 20時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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