源泉所得税の年末調整過納額還付請求書の書き方
年末調整で出た超過税は各社員に会社から還付済です。
4ヶ月経った現在、納付の際の繰越額が残っている状態なので還付請求を行うことにしました。
しかし、納付の際は社員一括で計算して繰越額を出していたので還付請求書のC欄がマイナス表記になってしまう社員もいます。
この場合、マイナス表記で記入してもいいのでしょうか?
そうしないと、還付請求額にならないので。。。
税理士の回答

出水祐介
結論から申し上げると、各社員の状況に応じてC欄(源泉徴収税額の合計)には実際の数値を正確に記入する必要があります。
①C欄がマイナスになるケース
年末調整の結果、社員に対して還付が行われた後でも、さらに繰り越し額が発見された場合、その額をC欄に記入する必要があります。この場合、マイナス表示が正しい数値を反映しているのであれば、そのままマイナスとして記入して問題ありません。
通常、還付請求書の記入では、各項目を正確に、現在の状態を反映する形で記入することが求められます。もしC欄にマイナスの数値を記入することが適切である場合(すなわち、還付済の超過分を考慮すると実際の納付税額がマイナスになる場合)、それを記入します。
②還付請求をする前に以下の点を確認してください。
1.全社員の調整が正確に行われているか
全ての社員の年末調整が正確に完了していることを確認し、各社員ごとの超過納付額を明確に把握する。
2.還付請求書の記入指示を確認
税務署から提供されている還付請求書の記入指示に従って、正確に記入する。
3.税務署への確認
不明点がある場合は、直接税務署に確認を取る。特にマイナスの表記が適切かどうかについては、誤解を避けるためにも税務署の指導を仰ぐことが望ましいです。

出水祐介
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本投稿は、2024年05月02日 12時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。