主婦 業務委託 経費の計算方法について
お世話になります。
夫の扶養に入っている主婦です。
現在、業務委託で収入があります。
質問は下記です。
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①自宅の分譲マンション一室で仕事をしています。
経費になるWi-Fi代(5,000円/毎月)と電気代(10,000円/毎月)は、以下の計算方法でしょうか。
15,000円(毎月のWi-Fiと電気代)÷3割(按分)×12ヶ月=60,000円
また、上記の60,000円を経費として良いのでしょうか。
②利息返済額
毎月12,000円の、住宅ローンの利息返済をしています。
12,000円×12ヶ月=240,000円
240,000円を、経費として良いのでしょうか。
③年収60万とした場合
年収60万−経費30万(Wi-Fi・電気代・利息返済額)=30万
30万の所得を、夫が会社に提出する年末調整の書類に記入すれば良いでしょうか。
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ご回答お待ちしております。
税理士の回答

1.Wi-Fi代、電気代の事業分が3割であれば、計算されたとおりになると思います。
2.マンションの事業分として使用している一室の割合で、利息金額は按分されることになります。もし、その割合が3割であれば以下のようになります。
12,000円x30%x12か月=43,200円
3.所得金額は、以下のようになります。
収入金額60万円-経費(60,000円+43,200円+マンションの減価償却費)=雑所得金額
4.減価償却費は、マンションの取得価額を耐用年数で除して按分割合(30%)を掛けて計算されます。
ご回答ありがとうございます。
4の部分の言葉が難しく、よくわからないです。
約7,000万円のマンションを購入しています。
築10年ほどです。
この場合、どのような計算方法になりますでしょうか。
また、住んでいるマンションは夫名義ですが、それでも経費となるのでしょうか。

1.減価償却費の計算は、以下の様になります。
マンションのうち建物の価額÷建物の耐用年数x事業分割合=減価償却費
耐用年数は、47年になると思います。
2.しかし、マンションの所有者の名義がご主人であれば、残念ながら減価償却費の計上はできなくなります。
ご回答ありがとうございます。
減価償却費について、名義が夫であれば対象外ということですが、
マンションの利息返済額は経費の対象になりますか。
その場合、経費の対象は
・利息返済額
・Wi-Fi+電気代
・仕事で使用しているもの
上記で間違いないでしょうか。
Wi-Fiと電気代も夫名義です。

1.マンションの名義がご主人で、その返済をされているのがご主人であれば、利息は経費にならないと思います。
2.Wi-Fi、電気料は、名義がご主人でも、相談者様の事業に使用している部分は経費になります。その他、事業に必要な経費がかかっていれば経費として計上できます。
ご回答ありがとうございます。
夫(会社員)
私(主婦 業務委託)
共働きです。
返済については、夫の給料だけで返済している訳でないです。
家計は同じにしているので、あくまでも家計から返済している形でございます。
この場合も、利息と減価償却費は経費にならないのでしょうか。

相談者様がローンの返済について、実質一部返済していることが説明できれば利息と減価償却費も経費(返済割合分、事業使用割合分)として計上は可能になると思います。
ご回答ありがとうございます。
ローン返済の証明は、どのようなものが対象になるのでしょうか。
また、私の所得について偽りなく申告しますが、
税務署などから、経費の証明を求められることはあるのでしょうか。

具体的には、ローンが返済されている通帳が証明書類になると思います。例えば、返済がされている通帳にご主人と相談者様からの入金がある形になっているのが一番良いと思います。もし、確定申告をした場合(所得金額が38万円を超えた場合)でも、税務署から雑所得の経費についての証明を求められることは、正しく申告していればまずないと思います。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年09月28日 21時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。