年末調整の保険料控除について。給与所得、事業所得がある場合。
新卒でフリーとして働いており、給与所得(2か所以上)と事業所得が混在した状態で働いています。
主たる給与を頂いている勤務先で「保険料控除の申告書」と「給与所得者の基礎控除申告書」を提出しなければいけません。
何にせよ確定申告はしなければならない立場ということは承知しているのですが、その場合、
①「保険料控除の申告書」の社会保険料の控除の項目は未記入で良いのか(確定申告で入力するため)
②「基礎控除申告書」の収入と所得を記入する欄にはその勤務先から発生したものを記入しておけば良いのか
この2点が分からず悩んでおります。
初歩的な質問なのかもしれませんが、ご教授頂けると大変助かります。
税理士の回答

回答します
① 「保険料控除申告書」は特段、年末調整で提出しなくても可能です。
なお、年末調整で提出した場合、計算は「主たる給与支払者」のところで行い、確定申告の際には「源泉徴収票のとおり」とするだけで良くなります。ご自身のご都合の良い方を選択してください。
② 「基礎控除申告書」の「給与所得」については、「主たる給与」のみだけではなく、他の給与の収入に関しても含めた見積額を記載し、「給与所得以外の所得」についても、貴方の場には事業所得の見積額を記載することになります。
基礎控除申告書は、合計所得金額が2500万円超になった場合に基礎控除額が減額となるため、今年から作成・申告をすることになった書類です。
税理士としては、「書くことになっている」としか申し上げることができませんので、お許しください。
本投稿は、2020年11月17日 14時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。