源泉徴収票の見方について
お世話になって居ります。
給与担当をしている者です。
12月で年末調整の計算をまわし、源泉徴収票を作成したのですが、見方に不安がありご相談申し上げます。
①左上:(源泉)控除対象配偶者の有無等
こちらで「有」となる配偶者の要件は何でしょうか?
②左下:(源泉・特別)控除対象配偶者
こちらに名前が印字される配偶者の要件は何でしょうか?
以下社員につき、①にも②にも配偶者情報が印字されるかと思ったのですが、
①は空欄、その横「配偶者(特別)控除の額」には「380,000」と印字があり、
②にも、配偶者の氏名が印字されています。
①が空欄なのが不安です。
申告してきた社員のマルフには、配偶者が、源泉控除対象配偶者として申告されています。
そして、
・給与所得者本人の所得は、給与所得+雑所得=4,897,812円
・配偶者の所得は、650,000円
です。
なので、①にも②にも、配偶者有で情報が印字されることを想定していました。
このままでは、本人に源泉を渡すことができず大変困っています。
大変申し訳ないのですが、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

①左上:(源泉)控除対象配偶者の有無等
こちらで「有」となる配偶者の要件は何でしょうか?
配偶者の所得が、48万円以下。
②左下:(源泉・特別)控除対象配偶者
こちらに名前が印字される配偶者の要件は何でしょうか?
配偶者特別控除を受けている方です。
以下社員につき、①にも②にも配偶者情報が印字されるかと思ったのですが、
①は空欄、その横「配偶者(特別)控除の額」には「380,000」と印字があり、
②にも、配偶者の氏名が印字されています。
配偶者控除を受けられない所得があり、配偶者特別控除が、380,000円受けれる方です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1195.htm
①が空欄なのが不安です。
所得があるので、空欄でもよい。
申告してきた社員のマルフには、配偶者が、源泉控除対象配偶者として申告されています。
どのように記載されていても、所得があれば、記載が間違いです。
社員の方は、税法に詳しいのですか?100%あっているのですか?
そして、
・給与所得者本人の所得は、給与所得+雑所得=4,897,812円
・配偶者の所得は、650,000円
晃希URLを見てください。
所得が650,000円です。(・・・給料の収入が650,000円なら、記載間違いです。・・・このあたりを、」担当者様が、再度確認してください。)
本人が書いたことを尊重するなら、担当者様は、正しいです。
です。
なので、①にも②にも、配偶者有で情報が印字されることを想定していました。
いいえ、上記記載。
このままでは、本人に源泉を渡すことができず大変困っています。
私てもあっています。
650,000円が給与の収入でなく、所得なら。
650,000円が給料の収入なら、所得は0円ですので、両方に記載されます。
今年の年調は難しいです。竹中も、やってみて・・・、よくぞこのようなシステムを財務省は考えたものだと思います。
頭の賢い人たちだと、感動もします。
竹中先生
お世話になって居ります。
早速のご返信ありがとうございます、助かります。
先生のご指導により安心致しました。
今回の社員は、配偶者の収入が120万だと申告してきたので、65万は所得となります。
「①」にチェックが入るのは、同一生計配偶者ということになりますでしょうか?
となると、今回は社員の源泉徴収票としては、今の状態で問題なさそうです。

①左上:(源泉)控除対象配偶者の有無等
定義を記載しています。上記のように記載しています。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2018/a/03/order3/yogo/3-3_y15.htm
今は、48万円なので、それでよいです。
頑張ってください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1191.htm
竹中先生
お世話になって居ります。
「①」にチェックが入るのは、同一生計配偶者なのですね。
・該当社員の配偶者は、所得が65万円で、同一生計配偶者には該当しないため「①」にチェックはない。
・配偶者特別控除は適用対象のため、「①」の右横に、38万円の印字がある。
・「②」に、配偶者の氏名が印字されている。
という見方なのですね。
「配偶者」の区分の理解が追いつかず、お手数をお掛けしてしまい申し訳ありませんでした。
ご指導ありがとうございます。

「①」にチェックが入るのは、同一生計配偶者なのですね。
・該当社員の配偶者は、所得が65万円で、同一生計配偶者には該当しないため「①」にチェックはない。
・配偶者特別控除は適用対象のため、「①」の右横に、38万円の印字がある。
・「②」に、配偶者の氏名が印字されている。
という見方なのですね。
その見方で、よいと思います。
竹中先生
お世話になって居ります。
竹中先生のおかげさまで理解できました。
ご指導ありがとうございます。
本投稿は、2020年12月09日 20時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。