令和3年度 年末調整 勤労学生控除申請忘れ
現在都内で一人暮らしをしている大学3年生です。
11月5日〆切で掛け持ちをしているうちの給与収入がメインとなるアルバイト先に年末調整の書類を提出しました。
現職に就くまで何箇所かアルバイトしていたこともあり、給与収入が103万円を超えないようにしていたつもりだったのですが、改めて給与明細から計算したところ、103万円をはるかに超えておりました。
また、前職から令和3年度の源泉徴収票発行をしてもらっていなかったので、今週急いで発行のお願いをしている状態です。
103万円以内だとと思っていたので年末調整書類の提出時に勤労学生控除の申請をしていなかったのですが、確定申告時に勤労学生控除申請することはできますでしょうか。
両親に年度の給与収入が103万円を超える旨を伝え際、お金の心配はしなくていいと言ってもらえたのですが、私がしっかりと収入額の管理をしていなかったことで親に迷惑をかけてしまったことが情けなく、親の税負担がどのくらいか大体でいいので教えていただけると幸いです。
父の年収:500万程度
ご回答どうぞ宜しくお願い致します。
税理士の回答

1.相談者様の給与収入の合計額が130万円以下であれば、確定申告にいて勤労学生控除を受けられます。
2.相談者様の給与収入の合計が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられず税負担が以下の様に増えます。
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
ご回答ありがとうございます。
103万円を超えて不安になってしまったので確定申告時に勤労学生控除を申請できること、所得税・住民税の税負担について知ることができました。
折り入ってご相談があるのですが、実家を離れて都内で一人暮らし(住民票を現住所の都内に移しています)しているのですが、勤労学生控除を受けた場合でも住民税はかかってくるものでしょうか(文京区に住民票の置いてあります)。
また、もし学生で130万円を超えてしまった場合、勤労学生控除を受けることが出来なくなってしまうことはもちろん、その場合の親と本人の税負担はどのように計算したら良いでしょうか。
お手数をおかけしますが、ご回答頂けると幸いです。

1.住民税については、年収が124万円以下であれば、住民税の所得割は非課税になります。しかし、年収が100万円を超えると、住民税の均等割(5,000円)は課税になります。
2.年収が130万円を超える場合(年収を135万円と仮定します)、税金の計算は以下の様になります。
収入金額135万円-給与所得控除額55万円=給与所得金額80万円
(1)所得税
80万円-基礎控除額48万円=課税所得金額32万円
32万円x5%=16,000円
(2)住民税
80万円-基礎控除額43万円=課税所得金額37万円
37万円x10%(定率)=37,000円
3.なお、親の税負担は、相談者様の年収が103万円を超えてしまえば、上記の所得税、住民税分108,000円は変わりません。
本投稿は、2021年11月11日 18時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。