売上の振込先の変更について
青色申告をしている個人事業主(2年目)です。
現在、売上をゆうちょの「総合口座」に振り込んでもらっています。
昨年はプライベートなどと混合して会計ソフトへの入力などが手間だったため、今年からは完全に事業用としています。
しかし総合口座に預金上限があるというものを知り、今はまだ上限には程遠いですが事業を長く続けていく上では上限のない「振替口座」に変更したほうがいいのかなと思いました。
ここで気になったのが、
例)※以下、どちらもともに事業用口座
総合口座 4/30 残高100万円 →(振替口座へ移動) →4/30残高0円
振替口座 4/30 残高100万円
上記の場合の会計ソフトへの入力は事業用(総合口座)→事業用(振替口座)へ金額は同じままなので、特に会計ソフトへの入力の必要などはないでしょうか?
青色申告では「預金出納帳」などがあるため、口座の変更は慎重に行いたいと思いました。
振替口座への変更は年度の切り替えや、売上のない月、売上の振込前後にしたほうがいいなどのアドバイスもあれば教えて頂きたいです。
税理士の回答
ご回答します。
会計ソフトで普通預金の勘定科目を、1つの科目で処理されているようですので、資金移動の振替をしても、残高に変更はない、という結果になりますが、資金移動をしたことを明確にするために、会計ソフトの中で仕訳をしておいた方が良いと思います。
また、実態の預金残高と会計ソフトの科目残高を一致させるために、今後は、普通預金の科目に補助科目(事業用(総合口座)、事業用(振替口座))をつける、というようなことをして、残高管理をしていくことをお勧めします。
また、振替口座への変更のタイミングは、どのようなタイミングであっても課税上問題が生じることはありません。
ご参考にしてください。
ご丁寧なご回答をありがとうございます。
普通預金の補助科目、参考にさせて頂きます。
また、
>資金移動をしたことを明確にするために、会計ソフトの中で仕訳をしておいた方が良いと思います。
上記に関して、
例)4月30日 総合口座(事業用A)から、振替口座(事業用B)に100万円資金移動した場合
どのような仕訳になるのか参考例などご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
ご回答します。
4.30 普通預金/普通預金 1,000,000 総合口座から振替口座へ資金移動
というように、借方と貸方が同じ【普通預金】として会計処理します。
ご参考にしてください。
重ね重ね、丁寧なご回答ありがとうございます。
大変分かりやすいご返答の数々でした。
参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年04月29日 17時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。