事業とプライベート併用の銀行口座・カードの仕訳について
個人事業主で今年初めて確定申告をする者です。
タイトルの通り、不明点がありご質問させていただきます。
※銀行口座・カードともにプライベートと兼用で、事業用と分けていない状況です。
【質問内容】
①必要経費はプライベート兼用のクレジットカードで決済しているため、例えば事務用品をカード決済した場合、【借方/消耗品費:貸方/事業主借】で仕分けしています。
しかし当方のようにカードを兼用している場合、プライベートに関する決済も1つ1つ「事業主貸」として仕訳処理が必要なのでしょうか。
例えばプライベートの食事や、プライベートの電子機器を購入した場合の仕訳を想定しています。
②上記質問につづけて、仮にプライベートに関するカード決済も【事業主貸】で処理が必要な場合、どのように仕訳するべきなのでしょうか。
③「事業主貸」について検索すると、事業用の口座からプライベート口座にお金を移したり、私用で使った場合に「事業主貸」を用いるとあります。
しかし当方の場合は銀行口座もカードもプライベート兼用のため、お金をうつすことはありません。そのため、「事業主貸」を使うのは家事按分の相殺時ぐらいしか思いつかないのですが、当方のような場合でも「事業主貸」使用すべきシチュエーションはあるのでしょうか。
長文になりましたが、お力添えいただけますと幸いです。
税理士の回答

①クレジットカードについいては、必要経費のみおしゃるように仕訳すれば足り、プライベートに関する明細については、仕訳は必要ありません。
②銀行口座は、すべての入出金について仕訳を起票する必要があります。そうしないと、帳簿の普通預金残高と通帳の残高が一致しなくなり、適正な申告とみなされなくなる可能性が高いからです。
生活費を引き出したり、所得税や住民税を支払ったり、国民健康保険料を支払った時に
(借方)事業主貸 ××× (貸方)普通預金 ×××
と処理することになります。
ありがとうございました。
非常にわかりやすかく助かりました。
本投稿は、2022年10月12日 04時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。