個人事業主における、開業時の元入金に関する仕訳の仕方について
開業したばかりの個人事業主です。
仮に
❏3/15開業
同日、個人のクレジットカードで事業用のiPad12万を購入①
❏3/16事業用口座開設
❏3/28事業用口座に資金とする10万円を入金②
とした場合の①と②の仕訳の仕方についてお教えくださいませ。
開業届を提出した日に、個人のクレジットカードで事業に必要なiPad(12万円)を購入しました。
その後日、開業届を手に事業用の口座を開設し、まだそこに何も入金をしていない状態で、これからしようと思っています。
①この場合、iPadは開業日に購入しているので開業前経費にはならないと思うのですが、借方固定資産、貸方元入金として仕訳をしてよいのでしょうか。それとも事業主借なのでしょうか。
また①を受けてどのように②を仕訳したら良いでしょうか。借方普通預金、貸方元入金で良いでしょうか。
今後はできるだけ、事業用口座とクレジットカードで処理していきたいと考えています。
知識が足りておらず申し訳ありませんが、ご教示のほど宜しくお願い致します。
税理士の回答

豊嶋彩子
①、②共、おっしゃる通りで問題ないです。
①器具備品 / 元入金 120000
②普通預金 / 元入金 100000
ご回答ありがとうございます。
追加で質問させていただいても宜しいでしょうか。
3/28 普通預金 / 元入金 100000
の仕訳についてですが、開業日である3/15の数日後で、その間にもプライベートのカードを使用した経費が発生していたりするのですが、まだ「元入金」という処理でよいのでしょうか。
大丈夫な場合、いつぐらいまでが元入金の処理としてよいのでしょうか。
そして、まだ事業用のクレジットカードが出来上がっておらず、手元に届くまでの1〜2ヶ月間の経費は、プライベートのカードを使用しています。
事業用カードが届くまでのその間、クラウド会計ではプライベートのカードと口座を連携することなく、手動でずっと事業主借で処理して問題ないでしょうか。
お手数をおかけしますが、ご教示いただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。

豊嶋彩子
経費については、事業主借で仕訳します。28日の普通預金入金についても、事業主借で仕訳しても差し支えありません。元入金は、法人の資本金とは異なり、毎期変動するものなので、厳密に仕訳しなくても大丈夫です。
口座連携の件は、どちらでもやりやすい方で大丈夫だと思います。
大変助かりました。ご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2023年03月27日 02時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。