仕入原価について
何か商品を仕入れた際に送料がかかった場合、仕入れ原価に含めることになりますが、その場合、在庫管理のソフト等の中でも送料込みの値段で仕入入力するということでしょうか。
例えばですが、商品が10.000円の送料が1.000円の場合、Aの商品は11.000円で仕入れをしたという感じです。
当期に売れ残った場合、送料も原価に含まれているため、原価にはできず売れて初めて送料も含めて原価に計上できますよね。
気になるのは、数十点まとめて仕入れをしそれぞれの金額が異なる場合です。
調べると、送料は按分してとありますが、トータルで何十万円もの商品を仕入れて送料が数千円とかの場合です。
何万円もする原価に対して、按分したら数十円程度の送料をそれぞれに紐づけているのかが疑問です。
棚卸資産の評価方法によっては、一個一個に原価を紐づけなくてはならず、膨大な時間がかかると思うのですが、企業などはそれをしているのでしょうか。
厳密にいえば、どの評価方法でもしっかりやらなければズレが生じると思います。
また、委託で販売する際に積送品に置き換えて送料が発生した場合も棚卸資産勘定の積送品に含めるようですが、わざわざ一度仕入れ入力をしたものに訂正して送料を加算するのでしょうか。
勉強しながらしているため、間違っている点などがありましたらご容赦ください。
長文で申し訳ございませんが、先生方ご教授いただけますと幸いです。
税理士の回答

悩み多き仕訳です。
本来の会計は、仕入原価に含めます。
一つ一つの仕入れにその時に含めます。
でも、実務はそうはいかない。
ので、
仕入の送料は、
仕入とは別の原価仕入れ送料などの科目をつくって、日常は区別します。
年度末に、在庫が残っている場合には、
それを期末で振り分けます。
そのようにすれば、在庫管理が楽ですね。
本投稿は、2024年03月08日 02時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。