再度…請求書を書き直した時について
前回、「請求書を書き直した時」についてお尋ねしたところ、
> 6/4「売掛金」19,000 /「売上」19,000←間違った仕訳
> 6/4「売上」19,000 /「売掛金」19,000←逆仕訳
> 6/4「売掛金」23,650/「売上」23,650←正しい仕訳
> 振り込まれた日 「預金」23,650 /「売掛金」23,650
と回答を頂きました。
ありがとうございました。
毎月、一か月間の請求金額をまとめて請求し、
その一か月間の金額を翌々月に振り込んで頂いています。
なので6/4分の上記の正しい仕訳を、
6月分(1日~30日分)の合計金額に合わせて、
間違った仕訳・逆仕訳・正しい仕訳・振り込まれた日の金額を
下記のように記入すれば良いでしょうか?
6月分の合計金額が ¥250,000だった場合
・6/30「売掛金」231,000 /「売上」231,000(間違った仕訳)
・6/30「売上」231,000 /「売掛金」231,000(逆仕訳)
・6/30「売掛金」250,000 /「売上」250,000(正しい仕訳)
・振り込まれた日「預金」250,000 /「売掛金」250,000
と記入しても良いでしょうか?
間違っていたら、再度正しい仕訳(金額)を教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

こんにちは。先日もご相談いただきましたね。
先日のご相談では、「納品書」の金額が誤っていた場合の会計処理についてのご相談でした。
今回のご相談で、
「毎月、一か月間の請求金額をまとめて請求し、
その一か月間の金額を翌々月に振り込んで頂いています。」
という業務プロセスの情報を新しく教えていただきました。
・納品の都度、「納品書」を取引先に渡す
・1か月分の納品分をまとめて「請求書」を作り、取引先に渡す。
ということなのでしょうか?「納品書」と「請求書」は別の書類、という理解をしています。
納品書に基づいて売上を計上しているわけではないということでしょうか。納品書を渡す都度、売上に計上しているものと思っておりました。
今回のご相談で教えていただいた情報を基に、今回はお話しします。
結論から申し上げますと、
・6/30「売掛金」250,000 /「売上」250,000(正しい仕訳)
この仕訳1本で良いかと思います。
納品書を再交付したとしても、請求書自体は正しい金額でご請求していらっしゃるのですから、請求書の金額に基づいて売上を計上すればよいかと思います。
こんにちは。
早々に回答して頂きありがとうございます。
説明不足で分かりづらくて、返事が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
・納品の都度、「納品書」を取引先に渡す
・1か月分の納品分をまとめて「請求書」を作り、取引先に渡す。
ということなのでしょうか?「納品書」と「請求書」は別の書類、という理解をしています。…
はい、その通りです。
それぞれの会社によって、納品書を渡したときにその場で現金を集金する所もあれば、
納品書を渡すだけで後々現金を集金する所もあります。
しかし今回は配達時にその都度その都度、その場で納品書を渡しておき、
毎月月末閉めで一ヶ月分をまとめて請求書(数枚)と合計請求書を作り、
後日、取引先に渡しています。(飲食店や工場などへ)
なので、間違った仕訳・逆仕訳はしなくても
・6/30「売掛金」250,000 /「売上」250,000(正しい仕訳)
のみで記入しても良いのですね。
もし、配達時に納品書と請求書を渡してその場で現金で集金していれば、
最初に教えて下さったように、間違った仕訳・逆仕訳・正しい仕訳の3点と、
「現金」/「売掛金」の(合計4点)を記入すれば良いでしょうか?
それとも、3点のみで良いのでしょうか?
何度も申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

なので、間違った仕訳・逆仕訳はしなくても
・6/30「売掛金」250,000 /「売上」250,000(正しい仕訳)
のみで記入しても良いのですね。
そうです。このパターンの取引では、正しい仕訳1本で良いです。
もし、配達時に納品書と請求書を渡してその場で現金で集金していれば、
最初に教えて下さったように、間違った仕訳・逆仕訳・正しい仕訳の3点と、
「現金」/「売掛金」の(合計4点)を記入すれば良いでしょうか?
それとも、3点のみで良いのでしょうか?
売上代金を現金でその場で回収するパターンは、請求書を渡した時点で「売上」になりますので、
現金/売上(間違った仕訳)
売上/現金(逆仕訳)
現金/売上(正しい仕訳)
となります。
わざわざ再度詳しく回答して下さりありがとうございます。
とても分かりやすくて感謝しています。
今後とも是非よろしくお願いいたします。
本投稿は、2024年06月10日 08時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。