一人社長のコンサルティング会社:売上・原価・給与の仕訳方法
一人社長で、コンサルティング会社を営んでいます。
・お客様と、業務支援契約(準委任契約、月額固定50万円)を締結して、活動を行う
※契約がない月もあります
・契約中は、毎月末に、お客様に業務完了をメールで報告
・契約中は、翌月15日に、前月分の契約金50万円が、当社口座に振り込まれる
・自分自身の役員報酬(月額固定30万円)は、「15日〆、当月25日支払い」
・役員報酬は「会社経営に関する報酬:1割、現場労務に関する報酬:9割」として考える
(金額は仮の値です)
この場合の、売上・給与に関する仕訳は以下で良いでしょうか。
(社会保険料等の仕分けは別途実施します)
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【6月分の業務支援契約がある場合】
①6/15 役員報酬 30万円/未払費用 30万円
②6/25 未払費用 30万円/普通預金 30万円
③6/25 販管費 3万円/役員報酬 3万円 (30万円*1割)
④6/30 売掛金 50万円/役務収益 50万円
⑤6/30 役務原価 27万円/役員報酬 27万円(30万円*9割)
⑥7/15 普通預金 50万円/売掛金 50万円
【6月分の業務支援契約がない場合】
・①②:同じ
・③:金額を変更
販売費 30万円/役員報酬 30万円 (30万円*10割)
・④⑤⑥:無し
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基本的なところなのですが、使用する勘定科目・計上日はあっていますでしょうか
また、契約がない月の考え方はあっていますでしょうか
(契約がない場合は、役員報酬の全額を、販管費として計上)
お手数をおかけしますが、ご教示をいただけますと幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。
税理士の回答

こんにちは。役員報酬の仕訳に関するご相談ですね。
結論から申し上げますと、業務支援契約がある場合の①②④⑥の仕訳が正解です。③⑤の仕訳は不要です。業務支援契約がない場合も、契約がある場合に準じて仕訳を行ってください。
役員報酬は、決算書でいうところの「販売費及び一般管理費」と呼ばれる分類になります。会計の考え方では、役員報酬というものは原価となるような支払いではないのです。
早速のご助言、ありがとうございます!
シンプルに、以下で理解いたしました。
①6/15 役員報酬 30万円/未払費用 30万円
②6/25 未払費用 30万円/普通預金 30万円
④6/30 売掛金 50万円/役務収益 50万円 ←契約がある場合のみ
⑥7/15 普通預金 50万円/売掛金 50万円 ←契約がある場合のみ
ありがとうございました!
本投稿は、2024年07月07日 12時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。