賞与引当金の処理について
お世話になっております。
当社では、1月より毎月賞与引当金の計上を開始しました。
1月~6月の評価期間に対する賞与を7月に支払うのですが、
支払時の仕訳はどのようにしたらいいでしょうか。
(12月決算です)
◆毎月(1月~6月):毎月300万を計上
賞与引当金繰入額 3,000,000/賞与引当金 3,000,000
◆賞与支払時:実際の支払った賞与額総額が1500万だった場合。
賞与 15,000,000/普通預金 15,000,000
賞与引当金 15,000,000/賞与 15,000,000
もしくは、
賞与引当金 15,000,000/普通預金 15,000,000
とする形でよいのでしょうか?
⇒最終的に、賞与の計上額がない状態でも問題ないのでしょうか?
稚拙な質問で申し訳ありませんが
ご教示の程よろしくお願いします。
税理士の回答

◆毎月(1月~6月):毎月300万を計上
賞与引当金繰入額 3,000,000/賞与引当金 3,000,000
月次損益で正しい。
◆賞与支払時:実際の支払った賞与額総額が1500万だった場合。
賞与 15,000,000/普通預金 15,000,000
下記ではなく。
賞与引当金 15,000,000/賞与引当金戻入 15,000,000
が良い。
もしくは、・・・以下は、薦めません。
賞与引当金 15,000,000/普通預金 15,000,000
とする形でよいのでしょうか?
上記記載。
⇒最終的に、賞与の計上額がない状態でも問題ないのでしょうか?
上記は良くない。
ご返信ありがとうございます。
すみません。私の知識不足もあり、
正しく理解できていない部分があるので、再度確認させてください。
月次処理は記載した形で問題ない点、承知しました。(1月~6月で1800万の
引当金繰入額が計上される)
質問①
支払時については
賞与 15,000,000/普通預金 15,000,000
賞与引当金 15,000,000/賞与引当金繰入 15,000,000
で合っておりますか?
※先生の仕訳に「戻入」の言葉がありましたが、「繰入」ではないですか?
(これまで費用として計上していた賞与引当金繰入1500万を減らす(引当金/繰入の逆仕訳)ということではないのでしょうか?
質問③
毎月300万ずつ、繰入額として賞与分が計上されてきていますが、
支払時に1500万を引当金/繰入額 の逆仕訳を切ったうえで、
賞与/普通預金 1500万とすると、
支払月の費用インパクトが大きくなってしまう(賞与が1500万計上されるから)かと思ったのですが、そんなことはないのでしょうか。
どちらかというと、
賞与引当金 1500万/ 普通預金 1500万
賞与引当金 300万/ 賞与引当金繰入額 300万 (あまり)
のイメージなのですが、これも違いますか?
経理初心者で申し訳ありませんが
ご説明宜しくお願いします。

質問①
支払時については
賞与 15,000,000/普通預金 15,000,000
賞与引当金 15,000,000/賞与引当金繰入 15,000,000
で合っておりますか?
いいえ、引当金を利益に戻すときは、全て、戻入です。
貸倒引当金と同じです。
※先生の仕訳に「戻入」の言葉がありましたが、「繰入」ではないですか?
上記記載。
(これまで費用として計上していた賞与引当金繰入1500万を減らす(引当金/繰入の逆仕訳)ということではないのでしょうか?
そのようなことはしません。逆仕訳は、したい時には、
戻入***繰入***
ですが、
会計の流れを明確にするため、逆仕訳はしません。
なので、下記は採用しません。
質問③
毎月300万ずつ、繰入額として賞与分が計上されてきていますが、
支払時に1500万を引当金/繰入額 の逆仕訳を切ったうえで、
賞与/普通預金 1500万とすると、
支払月の費用インパクトが大きくなってしまう(賞与が1500万計上されるから)かと思ったのですが、そんなことはないのでしょうか。
毎月の300万円は、12月継続します。
費用の部にはそれしか乗りません。
決算時に正しく表示するため、
賞与***をP/Lに
期中は、下記は、特別損益の部に計上する。
竹中独特の方法です。
余り他の人はしていない。
◆賞与支払時:実際の支払った賞与額総額が1500万だった場合。
賞与 15,000,000/普通預金 15,000,000
下記ではなく。
賞与引当金 15,000,000/賞与引当金戻入 15,000,000
が良い。
本投稿は、2024年07月24日 11時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。