領収書の宛名がカタカナで表記されてしまった
個人事業主のイラストレーターをやっています。
webで事業用の買い物をしたのですが領収書の宛名が本名のカタカナ表記で発行されてしまいました。
この場合経費として認められるでしょうか?
また、本名の苗字のみという表記の場合や宛名なしで発行されてしまった場合はどうなるでしょうか?
税理士の回答

こんにちは。経費についてのご相談ですね。
まず、宛名がカタカナの領収書ですが、問題なく経費になります。
また、苗字だけというのも、気にする必要はありません。
頭が痛いのが、「宛名なし」でしょうね。
この場合、自分で宛名を書きたくなりますが、税務署から「仮装行為」と思われても嫌なので、もしご心配なら領収書の裏面などに、
・宛名が空欄の状態で発行されてしまった
・詳細な使い道
を記載して保存しておく、というのはいかがでしょうか。

経理上、領収書が経費として認められるためには、正確な支出の記録が基本的に必要です。宛名が本名のカタカナ表記や苗字のみであったとしても、支払いが実際の事業に関連していれば経費として認められる可能性が高いです。これは支出の証明が可能であり、また利用の概要や目的が明確であることが重要です。
宛名がない領収書でも、経理上は通常は受け入れられる場合が多いです。ただし、税務調査においては、多少の不備と見られることもあるため、可能であれば適切な宛名を記載してもらうのが望ましいです。
本投稿は、2024年09月18日 07時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。