購入金額の全額をポイント払いした場合の仕訳について
課税事業者です。
購入金額の全額をポイント払いした場合の処理方法が分からなかったため質問させてください。※ポイントはすべて事業で得たものとして扱っています
No.6480 事業者が商品購入時にポイントを使用した場合の消費税の仕入税額控除の考え方
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6480.html
国税庁の上記URLを拝見し、レシート上でのポイントの表記具合によって処理も変わると理解しております。
以下に挙げる〈1〉、〈2〉のような仕訳で合っていますか?
例:商品5,500円、消耗品5,500円、プライベート用品5,500円(内税)を全額ポイント払いで購入したとき
〈1〉レシートの合計額に0円(うち消費税0円)と記載されている場合(URL内では①の値引きのケース)
仕入 0円
仮払消費税 0円
消耗品費 0円
仮払消費税 0円
事業主貸 5,500円
/
雑収入 5,500円
〈2〉レシートの合計額に16,500円(うち消費税1,500円)と記載されている場合(URL内では②の値引きでないケース)
仕入 5,000円
仮払消費税 500円
消耗品費 5,000円
仮払消費税 500円
事業主貸 5,500円
/
雑収入 16,500円
また、〈1〉のような値引処理が必要な取引を全額ポイント払いにした場合、上記の仕訳を行うと実際には存在している仕入や経費が帳簿上には存在しないということになり、モヤモヤするというか気持ちが悪いです。仮に税務調査があれば、獲得しているポイントの行方について突っ込まれそうな気がしています。
杞憂であればいいのですが、上記2つの仕訳でいいのか、また間違っていない場合は一部の仕入や経費が帳簿から消えることになるが問題はないのか、ご回答願いたいです。
税理士の回答

課税事業者が購入金額を全額ポイント払いした場合の仕訳は、レシートの記載によって異なります。
レシートに合計額0円と記載されている場合:
仕入、消耗品費は0円で処理。
プライベート用品は事業主貸。
雑収入としてポイント相当額を計上。
レシートに合計額が記載されている場合:
レシート記載の金額で仕入、消耗品費、仮払消費税を計上。
プライベート用品は事業主貸。
雑収入としてポイント相当額を計上。
ご回答ありがとうございました。
本投稿は、2025年02月13日 00時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。